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【文学フリマ挑戦】#29.5 最初の一歩は小さくていい。「短い文章が好き。」な私が、文学フリマ大阪14に持っていくもの。|MMPP Publishing

▶ 1つ前のお話はこちら

MMPP Publishingについて、インタビューされる日を妄想しない日はありません。

いえ、ないです。
嘘です。
今、考えたところです。

もしかしたら、聞かれるんじゃないかな。

「なんで『短い文章が好き。』なんですか?」

妄想の中の私は、「作品を読めば分かると思いますけどね」と、プリプリしているかもしれません。

『短い文章が好き。』 作:MMPP.K

「なんで短い文章が好きなんですか?」

 そう聞かれた。
 少し困った。

「なんで……?」

 別に短い文章だけが好きなわけじゃない。
 長い小説も読む。
 物語の世界に入り込んで出られなくなるときもあります。

「最初の一歩には、人それぞれ合ったサイズがあると思うんだよ」

 思わず、そんな偉そうなことを述べてしまう。

 本を読むことに慣れていない人。
 活字が少し苦手な人。
 長い文章を読む時間がなかなか取れない人。

 そんな人でも。
 
 短い文章なら読めるかもしれない。
 最後まで行けるかもしれない。

 読み始める。
 ページをめくる。
 「え!」
 あっという間、数分の物語。

 麦茶片手に、パラ、パラッ。
 マンガやアニメとは違い、想像を刺激される。
 ビックリや余韻、クスっとする笑い……そして、すぐ読み終わる。

 さらに。

「読めた」

 その小さな経験が、次の物語につながることもあるんじゃないかな。

 最初は、短い物語からでした。

 有名なショートショート作品を集めた短編集でした。
 一つひとつの話は短い。
 でも、読み終わったあとに残るものがあった。

「もっと読んでみたい」

 気がつけば、同じ作者の本を読み漁っていました。

 そして今、自分が書く側になってみました。

 最初から大きな作品を書く……一文字も出てきませんでした。

 まず、短い文章だった。
 それが、小さな物語になった。

「やった。最後まで書けた」

 完成しました。

「できた!」

 モニターの文字たちが眩しく見えました。
 (物理的に光ってますけども……)

 月並みだけど、小さいけども、それは確かな自己肯定。

 また、次も書いてみようと思えました。
 だから私は、短い文章が好きなんだと思う。

 読む入口として。
 書き始めるページとして。
 最後までたどり着ける大きさとして。

 もちろん、その先にはもっと深い世界があります。
 長い物語の魅力もあります。

 人それぞれのはじめてと、人それぞれの続けるサイズがある。

 最初の一歩は、小さくてもいい。

 小さな物語から始まって、いつか大きな物語へ進んでいくし、いかないかもしれない。
 そんな入口があってもいいと思うねん。

「長々と書いてしまった」

 それが理由です。


拙い作品たちですが、今度、9月13日(日)インテックス大阪2号館。
📍ブース番号【な-10】にて、本に詰め込んで持っていきます。

「文学フリマ大阪14で、お待ちしています」

拙いながらも大事な作品たちはコチラ。
MMPPの「短くて小さな物語


▶ #30 WEBカタログ公開とブース準備。捕らぬ狸の皮算用……文学フリマに持っていく4冊、5枚のポップ 後編
#29 WEBカタログ公開とブース準備。捕らぬ狸の皮算用……文学フリマに持っていく4冊、5枚のポップ 前編 

文学フリマ大阪14への軌跡|一覧はこちらからどうぞ

「短い文章が好き。」の作品一覧
 ▼ One-Cut-Story(断片・切取り)

 ▼ 短くて小さな物語(読みやすい短編)

 ▼ Lab(実験・断片)

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