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疑心暗鬼が広がることで金融危機が生まれる(*'▽')


疑心暗鬼が広がることで金融危機が生まれる(*'▽')

リーマンショック(世界金融危機)の記憶が残っている者は、今米金融業界で「ゴキブリの目撃」が増えている!という話題に対して無視はできないでしょう。

そもそも、最初から不正を働くつもりで経済活動を始める人はほとんどいない。多くの場合、資金繰りに行き詰まったり、欲が出たり、あるいは小さな問題を抱えたときに、つい「小さな嘘」でその場をつくろってしまう。こうして生じたバランスシートの穴は次第に広がり、やがて埋めようのない深い裂け目へと変わっていく。また現在の金融環境は、人々を不正や逸脱行為に走らせやすい状況にある。今年の市場は、インフレ率や金利の先行きに対する不透明感を背景に激しい変動を繰り返している。 米国が次にどの国や地域を関税の標的にするのか見通せない状況では、市場の視界が晴れることもないだろう。

Bloomberg記事より

コロナ禍での経済対策で管理できないほどの潤沢な資金供給が続いたために労せずに得られたお金が行動理念をねじ曲げてしまったのでしょう。コロナ禍も終わり、償還サイクルが一巡した段階で、その危うさが露呈し始めているものと思います。損失未確定で先が読めない状況ではこれ以上のリスクを持てないので、上場企業への投資家の信頼で成り立っていた株式市場は売られることになります。暫くは株価の上昇を抑えることになるでしょう。

気になるニュース

自動車ローンの延滞率が過去15年間で50%余り上昇したことが、新たな調査で調査で明らかになった。自動車価格の高騰と金利上昇が背景にあり、安全とされてきた自動車ローンは現在ではリスクの高い信用商品と位置づけられている。

Bloomberg記事より

コロナ禍では新車の生産・輸送が停滞し中古車の価格まで上昇する事態になっておりました。インフレの引き金を引きFRBの政策金利の急上昇をもたらし自動車ローンも高金利で提供されたものと思います。消費者は毎月の返済額のみに注目しがちですので、より長い返済期間を設定されて債務の積み上げという事になっているものと思います。

アメリカ経済に与える影響を分析するために、ニューヨーク連銀(Center for Microeconomic Data, NY Fed CMD)による「Quarterly Report on Household Debt and Credit(家計債務と信用の四半期報告)」のレポートは注目しておく価値があるかと思います。11月中旬にQ3のレポートがアナウンスされる予定だと思いますので、その時期になったら確認が必要ですね。

投資主体別売買動向の定点観測

2025年投資主体別売買動向 (2025/10/10までのデータ)

さて、週末となりましたので、市場全体の動向を振り返ってみましょう。
「投資主体別売買動向」は、日本取引所グループが発表するデータで、日本株市場の売買動向を把握する際に役立つ重要な指標です。

  • 海外投資家:主に外国の機関投資家やヘッジファンド

  • 個人投資家:現金取引と信用取引に分かれる

  • 投資信託・信託銀行:年金や企業年金の運用を担当

  • 証券自己:証券会社による自己売買の動向

10月第2週、日経平均は+5.07%と大幅に上昇し、48,000円越えを達成しました。注目は「海外勢」の大きな買いです。
日本の政治が動き始めたのを見て、海外から日本の変化に期待しての投機が行われたのでしょう。「日本が変わるかも!」という話は海外まで広がって投機買いを引き寄せたように見えます。
「変化はチャンス!」なのでしょう!投機的なお金の流れではあるもの日経平均の盛り上がりは、お金の巡りが良くなりますので日本経済にはプラスだと思います。(^_-)-☆

米国債10年金利・原油価格・金価格の定点観測

4月から米国債10年金利、原油価格、金価格の3点の動きを注目しています。
■米国債10年 利回り
 4月11日(金) 4.49%
 4月18日(金) 4.32%
 4月25日(金) 4.24%
 5月2日(金) 4.31%
 5月9日(金) 4.38%
 5月16日(金) 4.48%
 
5月23日(金) 4.51%★
 5月30日(金) 4.40%
 
6月6日(金) 4.51%
 6月13日(金) 4.40%
 6月20日(金) 4.38%
 
6月27日(金) 4.28%
 7月4日(金) 4.35%
 
7月11日(金) 4.41%
 7月18日(金) 4.42%
 
7月25日(金) 4.39%
 
8月1日(金) 4.22%
 
8月8日(金) 4.28%
 8月15日(金) 4.32%
 
8月22日(金) 4.25%
 
8月29日(金) 4.23%
 
9月5日(金) 4.07%
 9月12日(金) 4.06%
 
9月19日(金) 4.13%
 
9月26日(金) 4.17%
 
10月3日(金) 4.12%
 10月10日(金) 4.03%
 10月17日(金) 4.01% (利回り低下)

■原油価格
 4月11日(金) $61.5
 4月18日(金) $64.68
 4月25日(金) $63.02
 5月2日(金) $58.29
 
5月9日(金) $61.02
 5月16日(金) $62.49
 
5月23日(金) $60.93
 5月30日(金) $60.76
 6月6日(金) $64.58
 6月13日(金) $72.98
 6月20日(金) $73.84★
 
6月27日(金) $65.52
 7月4日(金) $66.49
 
7月11日(金) $68.45
 7月18日(金) $67.34
 7月25日(金) $65.19
 8月1日(金) $67.27
 8月8日(金) $63.88
 8月15日(金) $62.80
 
8月22日(金) $63.66
 
8月29日(金) $64.01
 
9月5日(金) $61.87
 
9月12日(金) $62.69
 
9月19日(金) $62.68
 9月26日(金) $65.72
 
10月4日(金) $60.88
 
10月10日(金) $58.90
 10月17日(金) $57.54 (価格下落)

■金価格
 4月11日(金) $3255.4
 4月18日(金) $3341.3
 4月25日(金) $3298.4
 5月2日(金) $3257.0
 
5月9日(金) $3344.0
 5月16日(金) $3187.2
 
5月23日(金) $3365.8
 5月30日(金) $3330.1
 6月6日(金) $3346.6
 6月13日(金) $3452.8
 6月20日(金) $3400.7
 6月27日(金) $3302.3
 7月4日(金) $3346.5
 
7月11日(金) $3364.0
 7月18日(金) $3358.3
 
7月25日(金) $3,335.6
 
8月1日(金) $3,415.9
 
8月8日(金) $3,491.3
 
8月15日(金) $3,382.6
 
8月22日(金) $3,418.5
 8月29日(金) $3,530.7
 
9月5日(金) $3,653.3
 9月12日(金) $3,686.4
 
9月19日(金) $3,705.8
 
9月26日(金) $3,809.0
 
10月3日(金) $3,908.9
 
10月10日(金) $4,000.4
 10月17日(金) $4,213.3 (価格上昇)★

今週は先週の流れを踏襲しての、それぞれの伸長が見られました。
原油価格は5月以来の安値を付け、60ドルを割り込み下落しています。一方で、「ゴールド最強」は続き軽く4,200ドルを超えました。但し金曜日にゴールドは強く売られる動きが見られましたので一服感が出ているものと思います。
一般的なニュース番組や、金相場を語るに適さない経済アナリストが金の話題を語り始めていますので…靴磨きの少年のような状況…ゴールドラッシュとしては山場を迎えたのかも知れませんね…(-。-)y-゜゜゜
(場当たり的な情報発信者の芯の無さ、誠意の無さがゴールド相場の上昇により浮かび上がるのは…一興ではあります。)

来週に向けての展望

政治の動きは株価に影響しますので、目が離せません。トランプ大統領の来日が予定されているだけに期限を意識して対応されるものと思います。来週はこの政治の動きを毎日確認し、株価の動きとの連動性を毎日観察していく必要があると思います。

今後、積極財政の方針が取られる確率が高いので株価にはプラスの要素が強いと思っています。ただしアベノミクス時と違い、すでにインフレ経済に突入して数年が経っていますので、日本企業の株価は積極財政という”追加燃料投下”でよりバブル的な盛り上がりを見せるものと思われます。

実際は企業の価値が上がるものではなく、円の価値が希薄化した結果、相対的に株価が上がることになりますので、経済の動きに敏感な富裕層が資産保護の観点で現金・預金の実物資産化を進めるでしょう。笑顔はゼロ円ではありますが、現在当たり前のように受けているサービス品質を受けるためには、より高額のコストを追加で支払う必要が出てくるものと思います。

目に見える商品価格の上昇だけでなく、サービス品質と言った目に見えない格差(差別)も今まで以上に意識させられる世界になっていくのかも知れません。個人としても経済と政治の動きを見ながら資産形成のプランを練り直していきたいと思います。(^_-)-☆



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