ジェットコースター相場は登っただけ下りが怖い…(*'▽')

想定外にも高値付近から市場は一気に下りに入りました(>_<)
自民党総裁選の結果もあり、日本株は月曜から勢いを付けて上昇する様相を示しておりました。先物にも高値を追う熱気があり、「今月は上昇の月になるかも」と思っていた矢先…転機は金曜日に訪れます。
今週(2025年10月10日・金)のSQがあることを、正直あまり意識できていませんでした。結果として10月のSQ値(48,779円)は“幻のSQ値”となり、寄り天からの一方的な下落で大きく値を崩しました。
政治体制の不安定化を懸念するニュースが下げの要因と見られますが、経済評論家の朝倉慶さんがYouTubeチャンネルで語っていた「SQ値にまつわる話」を聞くと、先日までのお祭り騒ぎのような上昇の裏側が見えた気がして、なるほどと感じました。
■2025年10月10日SQ値48779円 ヘッジファンドの思惑通り
【朝倉慶の株式投資・株式相場解説】 (朝倉慶のASK1チャンネルより)
金曜日の約2%の下げに「しまった~」と思っていたら、同日の深夜にトランプ大統領による米中関税政策のニュースが飛び込み、アメリカ市場も一気に崩れました。その影響を受け、今朝の日経平均先物は前日比で約6%(-2,880円)もの暴落を示しています(>_<)
金曜日のSQ値を引き上げるために上昇させられた日経平均は、まさに“高値からの大暴落”を演じた格好です。わずか一日で「売り板」も「買い板」も焼き尽くされたような展開で、本当に恐ろしい話です。
このままでは、昨年の「2024年8月5日(月) 令和のブラックマンデー」と似た構図で週末を迎えることになりそうです…( ゚Д゚)
ただし幸いなことに、日本市場は月曜が休場のため、アメリカ市場の月曜取引を確認してから火曜の日本市場を迎えることができます。直接的な混乱を避けられるのは救いですが…日本の投資家たちは、重い気分で連休を過ごすことになりそうですね。( ;∀;)
気になるニュース
最近、周囲の株価が上がっているのにトヨタ株が冴えないな…と感じていましたが、サブプライム向け自動車ローン会社の破綻が影響している可能性があります。
自動車メーカーにとって、自動車ローン事業は重要な収益源です。関税政策による追加コストの転嫁先としても機能しているものと予想され、もしこのローンビジネスが住宅ローン時代のサブプライム問題のような構図になれば、業界全体にとって重大なリスク要因となり得ます。
投資主体別売買動向の定点観測

さて、週末となりましたので、市場全体の動向を振り返ってみましょう。
「投資主体別売買動向」は、日本取引所グループが発表するデータで、日本株市場の売買動向を把握する際に役立つ重要な指標です。
海外投資家:主に外国の機関投資家やヘッジファンド
個人投資家:現金取引と信用取引に分かれる
投資信託・信託銀行:年金や企業年金の運用を担当
証券自己:証券会社による自己売買の動向
10月第1週、日経平均は+0.91%と上昇し、45,000円越えを維持しました。注目は「個人投資家(現金)」の買い越しです。
物価上昇が続く中、「現金を持っているだけでは不安」と感じ始めた個人が株式市場に資金を移しつつあるのかもしれません。「日本が変わるかも!」という期待も含まれていたように思います。
(※今はみんな涙目になっているでしょうけどね…( ;∀;))
米国債10年金利・原油価格・金価格の定点観測
4月から米国債10年金利、原油価格、金価格の3点の動きを注目しています。
■米国債10年 利回り
4月11日(金) 4.49%
4月18日(金) 4.32%
4月25日(金) 4.24%
5月2日(金) 4.31%
5月9日(金) 4.38%
5月16日(金) 4.48%
5月23日(金) 4.51%★
5月30日(金) 4.40%
6月6日(金) 4.51%
6月13日(金) 4.40%
6月20日(金) 4.38%
6月27日(金) 4.28%
7月4日(金) 4.35%
7月11日(金) 4.41%
7月18日(金) 4.42%
7月25日(金) 4.39%
8月1日(金) 4.22%
8月8日(金) 4.28%
8月15日(金) 4.32%
8月22日(金) 4.25%
8月29日(金) 4.23%
9月5日(金) 4.07%
9月12日(金) 4.06%
9月19日(金) 4.13%
9月26日(金) 4.17%
10月3日(金) 4.12%
10月10日(金) 4.03% (利回り低下)
■原油価格
4月11日(金) $61.5
4月18日(金) $64.68
4月25日(金) $63.02
5月2日(金) $58.29
5月9日(金) $61.02
5月16日(金) $62.49
5月23日(金) $60.93
5月30日(金) $60.76
6月6日(金) $64.58
6月13日(金) $72.98
6月20日(金) $73.84★
6月27日(金) $65.52
7月4日(金) $66.49
7月11日(金) $68.45
7月18日(金) $67.34
7月25日(金) $65.19
8月1日(金) $67.27
8月8日(金) $63.88
8月15日(金) $62.80
8月22日(金) $63.66
8月29日(金) $64.01
9月5日(金) $61.87
9月12日(金) $62.69
9月19日(金) $62.68
9月26日(金) $65.72
10月4日(金) $60.88
10月10日(金) $58.90 (価格下落)
■金価格
4月11日(金) $3255.4
4月18日(金) $3341.3
4月25日(金) $3298.4
5月2日(金) $3257.0
5月9日(金) $3344.0
5月16日(金) $3187.2
5月23日(金) $3365.8
5月30日(金) $3330.1
6月6日(金) $3346.6
6月13日(金) $3452.8
6月20日(金) $3400.7
6月27日(金) $3302.3
7月4日(金) $3346.5
7月11日(金) $3364.0
7月18日(金) $3358.3
7月25日(金) $3,335.6
8月1日(金) $3,415.9
8月8日(金) $3,491.3
8月15日(金) $3,382.6
8月22日(金) $3,418.5
8月29日(金) $3,530.7
9月5日(金) $3,653.3
9月12日(金) $3,686.4
9月19日(金) $3,705.8
9月26日(金) $3,809.0
10月3日(金) $3,908.9
10月10日(金) $4,000.4 (価格上昇)★
今週はいずれも大きく動きました。
景気後退懸念から原油価格は5月以来の安値を付け、60ドルを割り込みました。一方で、「ゴールド最強」は続いており、ついに4,000ドル台に突入。
アメリカでは債務上限問題の影響で政府機能が一部停止状態となり、明確にリスクオフモードに入っています。今後、予算成立による行政再稼働がいつになるのか、注視が必要です。
来週に向けての展望
言うまでもなく、焦点は米中関税政策の行方です。
加えて、アメリカ政府の一部閉鎖が続いている点も懸念されますが、世界経済全体へのインパクトを考えると、やはり米中摩擦の方がより重大なリスク要因でしょう。
大国同士の駆け引きが…今後の世界を大きく揺るがすことになりそうです。(*'▽')
