✨【無料ツールつき】✨ヨーグルトは「自分に合うか」で選ぶ|合う・合わないをどう見極めるか
腸活特集|全8回シリーズ・第5回
「腸活」特集は、全8回にわたり毎日連続でお届けしています。
前回(第4回)は「プロバイオティクスとプレバイオティクスの違い」について取り上げました。
今回は「ヨーグルトの合う・合わないの見極め方」について見ていきます。
三か月ほど、毎朝ヨーグルトを食べていた時期があります。
体に良いはずだと思って続けていました。
ある朝ふと、「これは自分に効いているのだろうか」と考えました。
答えられませんでした。
良くなった気もするし、変わっていない気もする。
三か月も続けたのに判断できないのは、続け方に問題があったからでした。
「これさえ食べれば」という一品は示されていない
まず、前提を確認しておきましょう。
厚生労働省eJIMによると、プロバイオティクスは種類によって効果が異なり、ある菌に効果があっても別の菌に同じ効果があるとは限らないとされています。
さらに、どの菌がどれくらい有用で、どんな人が利益を得やすいのかも、まだ分かっていないことが多いと述べられています。
つまり「これを食べれば全員に効く」という一品は、現時点では示されていません。
売り場で最適な一つを探しても、答えが出ないのはそのためです。
だとすれば、他人にとっての正解を探すより、自分の体で確かめるほうが早いことになります。
だから「2週間・同じもの・記録」で試す
私が失敗したのは、ここでした。
三か月続けたと言っても、実際にはその時々で安いものを買い、種類はばらばら。
しかも何も記録していませんでした。
これでは、変化があっても何のおかげか分かりません。
逆に変化がなくても、どれが合わなかったのかも分からない。
そこで今は、次のやり方に変えています。
なお、ここでの2〜3週間は医学的に定まった基準ではなく、この記事で観察の目安として置く期間です。
一つ目:一つの種類に絞る。途中で変えない
二つ目:2〜3週間続ける。数日でやめない
三つ目:毎日一行だけ記録する
記録するのは、難しいことではありません。
お通じの回数と状態、お腹の張り、そのほか気になったこと。
三つを一行で十分です。
2週間分がたまると、体感ではなく記録で判断できます。
「良くなった気がする」ではなく「先週より回数が増えた」「張りの記述が減った」と言えるようになる。
この違いは大きいと感じました。
合いそうなら続け、特に変化がなければ別の種類を試す。
この繰り返しで絞り込んでいきます。

合わないサインは、こう出る
一方で、続けるべきでない場合もあるでしょう。
乳製品を食べると、おなかがゆるくなったり、張って苦しくなったりする人がいます。
乳糖をうまく分解できない体質(乳糖不耐症)の場合があるほか、まれに乳のアレルギーがある方もいます。
体質的に合わないなら、我慢して続ける必要はありません。
判断の目安としては、次のような状態が続くかどうかです。
・食べたあとに、おなかがゆるくなる
・張りやガスが増えて苦しい
・お腹が痛くなる
こうしたサインが出たときは、量を減らす、食べる時間を変える、あるいは種類を変えてみてください。
それでも続くようなら、いったんやめるという判断も自然です。
「腸に良いと聞いたから」という理由で、体に合わないものを続けるのは本末転倒でしょう。

合わなかったときの、別の選択肢
ヨーグルトが合わなくても、困ることはありません。
菌を取り入れる方法は、ほかにもあります。
・納豆
・味噌汁
・ぬか漬けなどの漬物
・キムチ
いずれも乳製品ではないため、乳糖が気になる場合の選択肢になります。
日本の食卓にもともとあるものばかりで、あらためて買い足す必要も少ないでしょう。
選び方の基準は、前回と同じです。
菌の種類より、続けられるかどうか。
朝がヨーグルトでなくても、味噌汁で構いません。
私は今、朝は納豆、夜は味噌汁という組み合わせに落ち着いています。
乳製品が苦手なわけではないのですが、こちらのほうが習慣として定着しました。

食べる量とタイミングの考え方
量についても触れておきます。
一度に大量に食べれば効くというものではないと、一般に言われています。
それよりも、少量でも毎日続けるほうが理にかなっているという考え方が主流のようです。
選ぶときは、無糖のものを基準にしています。
加糖タイプは食べやすい反面、糖分も一緒にとることになるためです。
甘みが欲しいときは、果物を少し添える。
これならエサにあたる食物繊維も一緒にとれます。
タイミングについては諸説あり、確立した答えは見当たりませんでした。
私は朝食の一部として固定していますが、これは効果を狙ったというより、忘れないための工夫です。
ヨーグルトに全部を背負わせない
最後に、位置づけの話です。
ヨーグルトは、食事全体の中の一品にすぎません。
これだけで腸のすべてが整うわけではないでしょう。
菌を入れるだけでなく、エサにあたる食物繊維も届ける。
そして睡眠や運動といった生活のリズムも関わってきます。
ヨーグルト一つにすべてを期待すると、期待外れに終わりやすいと感じます。
なお、おなかの不調が強い、長く続く、血便があるといった場合は、食品で対処しようとせず医療機関にご相談ください。
原因の心当たりがないのに体重が減る場合も同様です。
感じ方には個人差があります。
まとめ
菌は種類によって効果が異なり、誰にどれが有用かは分かっていないことが多いとされています。
だからこそ、他人にとっての正解を探すより、自分の体で確かめるほうが確実でしょう。
方法は「一つの種類に絞る」「2〜3週間続ける」「毎日一行記録する」の三つ。
記録があると、体感ではなく事実で判断できます。
合わないサイン(ゆるくなる、張る、痛む)が出たら、無理に続けないでください。
乳製品が合わなければ、納豆や味噌汁、漬物という選択肢もあります。
ヨーグルトに全部を背負わせず、食事全体の一品として位置づけるくらいがちょうどよいと思います。
今日できる一つは、いま食べているヨーグルトを一種類に決めて、今日から一行の記録を始めてみることです。
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参考情報
厚生労働省eJIM|経口プロバイオティクス
https://www.ejim.mhlw.go.jp/public/overseas/c02/09.html
プロバイオティクス・プレバイオティクスの定義と、有効性・安全性に関する見解の確認に使用。
厚生労働省eJIM|プロバイオティクスについて知っておくべき5つのこと
https://www.ejim.mhlw.go.jp/pro/communication/c03/07.html
プロバイオティクスのエビデンスの現状と、利用上の注意点の確認に使用。
厚生労働省|e-ヘルスネット「食物繊維の必要性と健康」
https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/food/e-05-001.html
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