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宅建業法は満点を狙うべき?35件の意見と合格者の点数を比べてみた

宅建業法の過去問で17点。これなら悪くないと思った直後、動画で「宅建業法は満点を狙う科目」と言われる。

別の記事を見ると、今度は「18点で十分」と書いてある。
あと1点を取ればいいのか、3点足りないのか。同じ17点なのに、見たものによって意味が変わってしまいます。

残りの時間を宅建業法に使うべきか。それとも、権利関係や法令上の制限へ回したほうがいいのか。

この迷いを整理するために、35件を見比べました。

内訳は、資格学校、講師の動画、個人の記事、合格体験記、受験者の質問などです。


35件を見比べて分かったこと

35件を見比べると、判断の軸は次の3つに絞れました。

  1. 「満点を狙う」は、20点以外を失敗とする話ではない

  2. 実際の目標として最も多く出てきたのは18点

  3. 18点から残り2点を追うかは、他科目の状態で変わる

宅建業法を得点源として優先する考え自体は、かなり広く共通していました。
それでも、具体的な目標は14点、16点、17点、18点、20点と分かれています。

数字だけなら、意見はばらばらに見えます。
ところが中身を見ると、同じ「目標点」という言葉で、別の話をしていることが分かりました。


「満点を狙う」は20点以外はダメという意味ではない


記事や動画で言われる「満点を狙う」は、本番で必ず20点取るという意味ではありませんでした。

勉強中は、基本問題を取りこぼさないつもりで仕上げる。

そうしておけば、本番で迷う問題や読み違いがあっても17点から19点を残せる。そんな意味で使われています。

実際、満点を目標にしていた合格者の公開記録には、宅建業法が17点、18点、19点だった人がいました。

20点を取った人の経験もありますが、満点を目指した人が全員20点だったわけではありません。

満点を狙う。でも、ある程度の点までは許容する。このくらいの受け取り方がちょうどよさそうです。

18点を目標にする意見が多い理由


35件の中で何度も出てきた現実的な目標は、20点中18点でした。

資格学校の記事だけでなく、講師、学習サービス、個人の記事、合格体験記にも出てきます。

18点を勧める発信では、よく出る基本的な内容を落とさず、細かい問題や判断に迷う問題を1問か2問落とすところまで見込んでいました。だから、18点が一つの目安になります。

では、18点まで取れるようになった人が、残り2点のために細かい知識を増やし続けるべきか。ここは意見が分かれるところです。

他の科目がまだ十分でないのであれば、そちらへ時間を回したほうがいいというのもありました。

たとえば宅建業法が18点でも、権利関係や法令上の制限で大きく失点しているなら、業法の最後の2点だけを追うのは少し効率が悪い。宅建業法だけで合否が決まるわけではないからです。

逆に、宅建業法が16点や17点でも、落としたのが何度も見た基本的な問題なら、まだ業法を復習すべきです。
難しい問題を3問落としただけなら、他の科目へ移る。

同じ17点でも、見るべきなのは点数より間違えた問題の中身です。


少数ではあるが14点、16点、17点という意見も


少数ですが、まず14点以上を安定させ、ほかの分野の最低点も確保するという意見もありました。
満点を狙う記事が多い中ではかなり控えめな点数ですが、勉強を始めた時期や残り時間によっては、この考えのほうが現実的な人もいるはずです。

16点を目標にした合格者の記録もあります。
その人は宅建業法が苦手だった一方、権利関係などでは比較的点が取れていました。
そこで過去問の平均から科目ごとの目標を決め、本番は宅建業法16点、合計37点で合格しています。

17点を目標にする記事では、20問すべてを追わず、細かすぎる問題や難問は3問まで落としてよいと考えていました。
これは「宅建業法を軽く見る」というより、合計点を作るために時間の使い方を決める考えです。

もちろん、14点や16点を誰にでも勧めたいわけではありません。
ここで押さえておきたいのは、「宅建業法は18点未満なら無理」とは限らないことです。
ほかの科目で点を取れるなら、こうした目標の置き方も選択肢になります。


結局、宅建業法は何点まで追えばいいのか

35件を見比べたうえで、私は「満点を狙う」という考え方でよいと思います。
最初から17点でいいと決めてしまうより、基本的な問題を落とさないつもりで勉強したほうが、取りこぼしには気づきやすいからです。

ただし、目標にした20点と、本番で必要な20点は別です。
宅建業法が18点前後まで来ていて、他科目に大きな穴があるなら、最後の1点か2点だけに時間を使い続ける必要はありません。

まだ16点や17点なら、「18点に届いていない」で終わらせず、間違えた問題を一度見直してみる。
何度も出てきた内容を曖昧なまま落としたのか、初めて見る細かい問題で落としたのか。それが分かれば、宅建業法へ戻るか、他科目へ移るかも決めやすくなります。

まずは満点を目指して勉強する。18点前後まで取れるようになったら、あとは他の科目とのバランスを見ながら決めればよいと思います。


今回見比べた35の記事・動画など

ここからは、今回確認した35件を意見ごとに分けて載せます。
目標点だけでなく、宅建業法を優先した理由や、合格者が実際に取った点数まで確認できるものも含めました。気になる項目だけ拾って読めるよう、リンク名と内容を分けています。

満点を勧める意見

1. フォーサイト(資格学校)

権利関係を深追いせず、宅建業法は満点を狙う科目別戦略。

2. 日建学院(YouTube)

「宅建業法はなぜ満点を狙うのか」を講師が説明。

3. みさ宅建士 study with(YouTube)

宅建業法は本当に満点を取れるのかを検証。

4. 伊藤塾(資格学校)

宅建業法は9割から満点を狙える得点源とする解説。

5. 宅建独学一発合格(ブログ)

試験全体では合格点を狙い、宅建業法だけは満点近くを狙う考え。

6. 田中 嵩二さん(All About 宅建試験ガイド)

宅建業法を7割目標にせず、頻出知識を正確にして満点を狙う意見。

7. コツコツ資格(ブログ)

権利関係の満点より、宅建業法を固めて満点近くを取る考え。

8. ソラッキー@独学サポーター(エデュソラリス)(note)

本番で17点から18点を残すため、勉強では満点を目標にする考え。

9. 聞いて覚える宅建士 元不動産学部教授が教える合格講座(講師の記事)

勉強では20点を目指し、本番では悪くても18点以上とする二段階の目標。

10. やの行政書士事務所〈愛媛県松山市〉(note)

満点を取りにいく科目と言われても、実際は17点から18点になる難しさを指摘。

11. 資格を楽に取る(note)

宅建業法は満点を狙える科目だとする考え。

12. モアライセンス(資格情報サイト)

勉強中は20点を目指し、実際の目標は18点に置く考え。

18点を目安にする意見

13. 宅建と筋トレで人生底上げ(合格者の記事)

20点を目指す姿勢と、具体的な到達目標18点を併記。

14. 宅建合格(note)

宅建業法を18点から20点まで狙える得点源として扱う。

15. 宅建コーチ(学習サービス)

20点中18点以上を現実的な目標とする意見。

16. 宅建合格アプリ│ベアライズ(note)

18点を費用対効果の高い水準とし、20点は他科目が仕上がってからでよいとする意見。

17. xana(note)

試験全体は満点ではなく36点から38点を狙い、宅建業法は18点以上とする意見。

18. あかね(note)

宅建業法18点を取った場合、他科目で何点必要になるかを逆算。

19. TAC出版オンラインストア(資格学校)

科目別の目標として宅建業法18点を提示。

20. 宅建通信学院「喜びの声~合格体験談」(合格者の体験談集)

全問正解は難しいと感じ、科目別計画では宅建業法18点を目標にした経験。

21. 康 屹さん(クレアール掲載の合格者)

個数問題も内容を理解して取り組めば18点を目指せるという経験。

22. 四谷学院宅建試験対策講座_公式ブログ(資格学校)

宅建業法18点以上を科目別目標として示す。

14点・16点・17点とする少数意見

23. 宅建マスター編集部(宅建情報サイト)

満点より先に14点以上を安定させ、他分野の最低点も確保する意見。

24. 宅建 戦略勉強法(note)

17点を目標にし、細かい論点や難問は3問まで切る意見。

25. 寂静(合格者の記事)

過去問の科目別平均から業法16点を目標にし、本番も16点、合計37点で合格した経験。

合格者が実際に取った点数

26. ゆーき大学(YouTube)

宅建業法で20点を取った本人の勉強法。

27. やまとさち(合格者の記事)

宅建業法18点以上を最初の目標に置き、本番で18点を取った経験。

28. 橋本 正和さん(合格者)

配点の大きい宅建業法を優先し、本番で18点を取った経験。

29. 佐々木 崇さん(合格者)

20点満点を目標にする講師の方針で学び、本番で19点を取った経験。

30. おちこぼれOLの独学宅建合格記(合格者の記事)

勉強では20点を目指し、本番は18点だった経験。

31. ぐでアリス(合格者の記事)

宅建業法19点で、他科目の失点を補って合計37点で合格した経験。

32. カミノブログ(合格者の記事)

宅建業法18点を含む合計37点で合格した記録。

33. IT資格マニアのエンジニア技術ブログ×英語(合格者の記事)

宅建業法で満点近くを取る戦略と、本人の17点という結果。

受験者の悩み

34. Yahoo!知恵袋(受験者の質問)

約350時間勉強しても業法が苦手で、残り2か月の優先順位を相談。

公式確認

35. 一般財団法人 不動産適正取引推進機構(公式)

2026年度の試験日程など、客観的な試験情報の確認に使用。

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