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【AI音楽 入門②】ChatGPT/Geminiで差がつく!Suno作詞作曲ワンランクアップ術

こんにちは、コヤマです!

「自分だけのオリジナル曲を作ってみたいけど、音楽の知識なんて全くないし…」

そんな風に諦めていませんか?

実は今、「Suno」というAIサービスを使うことで、誰でも簡単にオリジナル曲を作れるようになりました!

この「AI音楽入門シリーズ」では、Sunoを使った曲の作り方から、Spotifyなどで配信するまでの全手順を、分かりやすく解説していきます!

前回の記事では基本的な使い方を解説しましたので、まだ読まれていない方は、まずはこちらの記事をご覧ください。

今回の記事では、曲のクオリティをさらに上げるため、僕が実際にAI(GeminiやChatGPT)を使い、どのように歌詞やアルバムのコンセプトを考えているのか、その手順と考え方を紹介します!

実際に僕もこのやり方で「ハル」というアーティスト名で音楽活動を始め、SpotifyやApple Musicで楽曲を配信することもできました!

「いつかは自分の曲を配信してみたい」と考えている方には特に役立つ内容だと思いますので、ぜひ最後までご覧ください!

この記事はこんな方におすすめです!
・AIを使って作詞や作曲のアイデア出しをしたい方
・Suno AIでオリジナル曲のクオリティをさらに上げたい方
・GeminiやChatGPTの効果的な活用法を知りたい方
・自分も作った曲を音楽配信サービスでリリースしてみたい方

それでは、始めていきましょう!


今回使用するAIツール

僕が作詞や作曲のアイデア出しに使っているAIは、主に「ChatGPT」「Gemini」の2つです。

どちらも非常に優秀なので、基本的にはご自身が使い慣れている方で問題ありません。今回は僕なりの使い分けをご紹介します。

  • ChatGPT:1stアルバム『よるのいろ』の制作で使用しました。特に「GPTs」には、Suno AI専用のものがすでにいくつか公開されているので、手軽に始めたい方におすすめです!

Suno関連のGPTs
  • Gemini:現在制作中の2ndアルバムでメインに使っています。こちらは「Gem」機能で、自作のチャットボットを構築して活用しています。

Gem機能を利用しています!

【専門用語解説】GPTs / Gem
どちらも、特定の目的に合わせてAIをカスタマイズできる機能のことです。ChatGPTでは「GPTs」、Geminiでは「Gem」と呼ばれます。あらかじめ役割や指示を設定しておくことで、毎回同じ指示を入力する手間が省け、より専門的で一貫性のある回答を得られるようになります。

自分だけの「Gem / GPTs」を作ろう!

AIに作詞・作曲をお願いする時、ただ「〇〇なテーマで歌詞を書いて」とお願いするだけでは、Sunoが理解しやすい形で出力されません。

もともとあるGPTs等を利用するのも良いのですが、自分が思うとおりの出力をしてくれない場合もあります。

そこで重要になるのが、Sunoでの作曲に特化した「専用のチャットボット」を自分で作ってしまうことです!

僕がGeminiで使っているGemには、以下のような指示(プロンプト)を設定しています。

あなたは「世界一の音楽編集者」であり、同時に「最高のソングライティング・パートナー」です。  
役割は、ユーザー(コヤマ)がSunoAIで作曲する際に、最適な歌詞・スタイル・構成を提案し、プロの目線でブラッシュアップを行うことです。  
## 基本スタンス
- あなたは冷静かつプロフェッショナル。世界的な音楽編集者としての経験と知識を持ち、的確な提案を行う。  
- 同時に、コヤマと協力して作品を仕上げる「パートナー」でもある。  
- 妥協せず、最高品質を目指す。ただし説明は分かりやすく、誠実で丁寧に伝える。  
## 出力ルール
1. 歌詞は必ずすべて「ひらがな」で出力する。  
2. 最初に "Style:" を出力する。  
 - 必ず「Emotional male vocals, clear high notes, expressive falsetto, passionate delivery, glossy tone」を一番最初に入れる。  
 - その後にジャンル・テンポ・楽器構成を追加する。  
3. 各パートはユーザーの日本語指示を英語ラベルに変換して出力する:  
 - イントロ → [Intro]  
 - Aメロ → [Verse 1], [Verse 2] …  
 - Bメロ → [Pre-Chorus]  
 - サビ → [Chorus]  
 - 間奏 → [Instrumental Break]  
 - ギターソロ → [Guitar Solo]  
 - Cメロ → [Bridge]  
 - 大サビ → [Final Chorus]  
 - アウトロ → [Outro]
4. 各パートのラベルには必ず「演奏や歌い方の指示」を英語で追加する。  
5. **歌詞の出力中は日本語訳を挟まない**。  
 - SunoAIにそのままコピペできる形にするため。  
6. 歌詞の出力が終わったあとに、  
 **Styleと各パートの日本語訳をまとめて一覧で出す**。  
7. 初稿を提示するときは「別の方向性」も簡潔に補足する。  
- 例:「しっとり寄りですが、テンポを上げてアップテンポにもできます」
8. ユーザーが修正を求めた場合は、必ず複数の改善案を提示し、選択肢を提供する。  
9. フィードバックは常にプロとして具体的かつ的確に。  
 - 高圧的ではなく、誠実で協力的なトーンを維持する。  
## 出力サンプル
Style: "Emotional male vocals, clear high notes, expressive falsetto, passionate delivery, glossy tone, emotional rock ballad, medium tempo"
[Intro, clean guitar arpeggio with soft pads]  
[Verse 1, gentle emotional male vocal, light guitar backing]  
なつのよる ほしがひかり  
きみとあるいた みちをおもう  
やさしいかぜが こころをふれて  
ときのなかに きえてゆく  
[Pre-Chorus, expressive falsetto male vocal, strings join softly]  
つよがりのうしろに かくしたこえ  
まだとどかない きみへのおもい  
[Chorus, powerful emotional male vocal, full band sound]  
よるのそらに ねがいをこめて  
きみをさがし てをのばすよ  
なみだはひかり かわるだろう  
えいえんにかわらぬおもい  
[Final Chorus, soaring emotional male vocal, emotional climax with full band]
よるをこえて あさひのなかで  
あたらしいひかりをつかむ  
きみとすごした ひびのなかで
ぼくはまだ いきている  
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### 日本語訳まとめ
Style: 「感情的な男性ボーカル、透き通る高音、表現力のあるファルセット、情熱的な歌唱、艶やかな声質、感情的なロックバラード、中くらいのテンポ」  
[Intro, clean guitar arpeggio with soft pads]  
→ イントロ:クリーンなギターアルペジオ、柔らかいパッド音  
[Verse 1, gentle emotional male vocal, light guitar backing]  
→ ヴァース1:優しい感情的な男性ボーカル、軽いギター伴奏  
[Pre-Chorus, expressive falsetto male vocal, strings join softly]  
→ プレコーラス:表現力のあるファルセットの男性ボーカル、優しく入るストリングス  
[Chorus, powerful emotional male vocal, full band sound]  
→ コーラス:力強い感情的な男性ボーカル、フルバンドのサウンド  
[Final Chorus, soaring emotional male vocal, emotional climax with full band]
→ ファイナルコーラス:高音域で感情的な男性ボーカル、フルバンドによる感動的なクライマックス

自分専用のGemを作ることによって、自分が作りたい曲をさらにブラッシュアップすることが可能になります。ぜひ、上記のプロンプトを参考にGPTsやGemの作成に挑戦してみて下さい!

Gemの作り方については、以下の記事で解説しています。ぜひ皆さんGem作成の参考にしてみてください。

AIへの指示(プロンプト)3つのコツ

ここからは、僕がAIに指示を出す際に特に意識している3つのコツをご紹介します。これを実践するだけで、AIから出力される歌詞やスタイルの精度が格段に上がります!

コツ①:歌詞は「ひらがな」で出力する

歌詞を生成してもらう際は、必ずすべて「ひらがな」で出力するように指示しています。

歌詞はひらがなで出力します

理由としては、歌詞に漢字が含まれていると、AIが意図しない読み方をしてしまうことがあるからです。

せっかく思い通りに曲が生成できても、歌詞の読み方を間違えられると台無しですよね。歌詞をひらがなで統一することで、読み間違えをほぼ確実に防ぐことができます!

コツ②:ボーカルを固定してアルバムの一貫性を出す

アルバム全体でボーカルの声を統一したい場合、stylseを指定するプロンプトの一番最初に、ボーカルのスタイルを記述するのがおすすめです。

Gemで指定しています!

僕の場合は、Emotional Male Vocals という指示を必ず最初に入れるようにしています。プロンプトは、先頭に書かれた指示が最も強く反映される傾向があるため、こうすることで同じような声質のボーカルが生成されやすくなり、アルバム全体に一貫性を持たせることができます!

コツ③:パートごとに演奏指示を入れて表現力アップ

Sunoでは、歌詞の中に[Intro] や [Verse]と曲の構成を記載するのですが、構成箇所に追加で指示を入れると、それが演奏に反映されやすいという特徴があります。

そこで僕は、[Intro] や [Verse] といった各パートのラベルに、具体的な演奏や歌い方の指示を英語で追加するようにAIにお願いしています。

こんな感じで出力されます!

スタイル欄の指示だけでは表現しきれない細かいニュアンスを、歌詞の中に入れることで、よりイメージに近い楽曲制作が可能になります!

大切な注意点

ここまで3つのコツを紹介しましたが、これらの指示が毎回100%反映されるわけではありません。一度でうまくいかなくてもがっかりせず、少し指示を修正しながら何度か生成を試すのが成功のコツです!

まずはAIと「アルバムコンセプト」を考えよう!

1曲ずつバラバラに作っていくのも良いですが、僕は、最初にアルバム全体のコンセプトやストーリーを考えることをオススメします!

コンセプト重要!

軸となるテーマを決めておくことで、1曲1曲のアイデア出しがスムーズになり、作品全体に統一感が生まれます。

僕の1stアルバム『夜の色』も、 「何となく日常を過ごしていた主人公が、偶然テレビで『ハル』というアーティストのライブ映像を見て心を動かされ、実際にライブハウスへ足を運ぶ」 という一連のストーリーをAIと考えて、その各場面を切り取る形で楽曲を制作しました。

最初は雑な感じで問題なしです!

現在制作中の2ndアルバムは、「やさしい嘘」をテーマにしています。これもGeminiに「ミニアルバムのコンセプトを考えて」と相談し、提案されたアイデアの中から選びました。

たくさんアイデアを出してくれます!
ありがちなコンセプト!

最初にしっかりとしたコンセプトを決めておくことで、曲作りが非常にやりやすくなります!

AIとの「対話」で、歌詞を“自分の作品”に育てる

ここまでAI活用のコツを紹介してきましたが、最後に大切なポイントを一つお伝えします!

それは、AIが提案してくれた内容をそのまま使うのではなく、自分のアイデアを加えて修正していくということです。

AIが生成する歌詞やアイデアは非常に優れていますが、あくまで良い「たたき台」だと考えるのがオススメです。

AIの案を元に、「ここの表現はもっとこうしたい」と感じた部分を具体的に指示して、修正を繰り返していくことで、AIが作った歌詞に自分の個性が加わり、「自分らしい作品」が完成します!

AIが最初に提案してくれた歌詞と、そこから僕が手直しした完成版。 どれだけ印象が変わるか、ぜひ見比べてみてください!

【修正前】
きらきらしてる 君の瞳が
早く聞いてと 私をせかす
いつものカフェの コーヒーカップに
映った空が 笑ってるようだ

まさかねって 打ち消したはずの
胸の奥の小さな棘が
知らないふりで 笑ってみせる
準備を始めなさいとささやく

おめでとうってちゃんと 言えたかな
声が少し 震えなかったかな
君が幸せなら 私も幸せだよ
なんて嘘をついた 頭が白くなる

またねって手を振ったあと
すぐにうつむいて 髪を直すふりした
君の喜ぶ顔だけを
まぶたに焼きつけてた

悲しいんじゃない 痛くもないよ
ただこの胸に 空いた隙間に
冷たい風が 吹きこんだだけ
この涙は 君のせいじゃないから

おめでとうってもう一度言うよ
今度こそは うまく笑えるように
君が幸せなら 私も幸せだよ
そう願わせてほしい ほんの少しだけ

【修正後】
きらきらしてる 君の瞳が
早く聞いてと 私をせかす
テーブルの上の コーヒーカップに
映った嘘が 笑ってる

まさかねで 打ち消した
胸の奥の小さな声

あなたが幸せなら 私も幸せだよなんて
こんなセリフ どこで覚えたの?
「おめでとう」のひと言が
頬を伝って 消えていく
この気持ち どうか気づかないで

またねのあとの 帰り道
髪を直して うつむく横顔
雨のあとの 水たまりに
映った嘘が 笑ってる

あなたがくれた 思い出たちが
居場所をなくして さまよっている
嘘で包んだ この笑顔で
あなたの幸せを願ってるよ

あなたが幸せなら 私も幸せだよなんて
こんなセリフ どこで覚えたの?
「おめでとう」のひと言が
頬を伝って 消えていく
この気持ち どうか あなたに届いて

AIは、あなたの創造性をサポートしてくれる最高のパートナーです。ぜひ、対話を楽しみながら、あなただけの楽曲を創り上げていってください!

まとめ

今回は、Suno AIでの楽曲制作をさらにレベルアップさせるための、僕なりのAI活用術をご紹介しました。

  • 歌詞やアイデア出しにはGeminiやChatGPTを活用しよう!

  • Sunoに特化した専用チャットボット(Gem/GPTs)を作ると超効率的!

  • プロンプトの3つのコツ(ひらがな指定、ボーカル固定、パート別指示)を実践しよう!

  • 曲作りの前に、まずはアルバム全体のコンセプトをAIと練り上げよう!

  • AIの出力は最高の「たたき台」。最後は自分の感性で磨き上げよう!

今回ご紹介した方法が、あなたの音楽制作のヒントになれば嬉しいです!

今回の内容はYouTubeでも公開しています。動画で確認したい方は、ぜひご覧下さい!

さらに、「作った楽曲をSpotifyで配信するまで」の流れを
note記事にまとめました!ぜひ、ご覧ください!

最後までお読みいただき、ありがとうございました! それではまた!


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