AIに追いていかれてる気がして、薬剤師マーケターが本気で仕組み化を始めた話
正直に言います。
私は仕事でAIをかなり使っている側の人間ですが、それでも毎週のように「置いていかれている」と感じています。
Xを開けば、見たこともないツールの名前が流れてくる。
先週覚えたやり方が、今週にはもう古いと言われている。
AIを使えているはずの私がこうなのだから、「たまにChatGPTに質問するくらい」の人が不安になるのは当たり前だと思うんです。
このnoteは、その「進んでいる人」と「質問止まりの人」の間にある溝を、私の実務の記録で埋めていく場所です。
私は誰か
薬剤師の免許を持つ会社員で、そのかたわら一人でデジタルマーケティングの事業を運営しています。
複数のクライアントの記事制作・レポート・分析といった実務を、AIで仕組み化しながら毎月回しています。
薬剤師とマーケとAI。遠そうに見えて、私の中では一本につながっています。
といっても調剤薬局に立っているわけではなく、勤め先は製薬会社で、薬の安全性を確認する仕事をしています。薬のデータを扱う仕事は、「たぶん合ってる」で先に進めません。
だから私は、AIの答えをそのまま信じられない。
疑って、確かめてから使う。これはもう職業病です。
でも後で気づいたのですが、この職業病こそ、AIとつき合ううえでいちばん役に立つ技術でした。
たとえば私が組んでいる仕組みには、「判断がいるところは自動で通さず、必ず人が承認する」というゲートを入れてあります。AIが「できました」と言っても、そこで自動的に先へは進みません。
AIは平気な顔で間違えます。だから、間違えたときに止まる形にしておかないと、実務では使えないんです。
「質問するだけ」をやめたら、景色が変わった
私も最初は、ChatGPTに質問して答えをもらうだけの使い方でした。
変わったのは、AIを「たまに聞く相手」ではなく「仕事の仕組みに組み込む部品」として扱い始めてからです。
たとえば、URLを100個以上QRコードにしなければいけなくなったことがあります。1個ずつ変換サイトに貼るのをやめて、まとめて貼り付ければ一括で生成してZIPで落とせるツールを、AIとの1回のやり取りで作りました。クライアントのURLを外に送らない作りにする、という条件も込みでです。
毎月のレポート、記事の下書き、データの集計。繰り返している仕事を一つずつこの形に載せていったら、「質問するだけ」の頃とは別物になりました。
……と書くと格好いいのですが、実態はそうきれいではありません。
少し前、学習用の課題で、本来ファイルに保存すべきコードをそのままコマンドラインに貼り付けて、エラーを大量に出したことがあります。しかも私はそのあいだずっと「手順通りにやっています」と言い張っていました。原因は、自分が手順を読み飛ばしていたことでした。
うまくいった話だけを書くつもりはありません。
失敗と、その直し方を先に書きます。そのほうが役に立つと、自分が読者として思うからです。
ここで届けるもの
3種類の記事を、毎日1本書いていきます。
①実務ログ(連載)
クライアントワークと自分の事業で、実際にAIをどう使い、どこで失敗したかの実録です。デモではなく、毎月本当に回している仕組みの話をします。
②溝埋めの解説
「何に使えばいいかわからない」「情報が速すぎて追えない」に答える回です。専門用語をなるべく使わず、「普通の人が明日やること1つ」まで翻訳します。
③疑って使う技術
AIの間違いの実例と、鵜呑みにしないための検証手順。正確性が命の業界で育った私が、いちばん書く意味のあるテーマだと思っています。
想定している読者
Claude CodeやAIエージェントを使い始めたものの、作ったところで止まっている方
一人で事業をしていて、毎月同じ仕事を繰り返している方
AIに任せてはみたけれど、結局自分の確認作業が減っていない方
逆に、まだAIを一度も触っていない方や、登録・基本操作から知りたい方には向いていません。
ここは半歩先を歩く場所です。
最後に
じつはこのnoteの運営自体も、AIで仕組み化しています。
どの記事が読まれたかのデータ取りも、振り返りも、仕組みで回します。
その中身も、データごと公開していくつもりです。
うまくいくかは、正直わかりません。
でも「追いていかれる不安」は、眺めていても消えませんでした。
手を動かして、記録を残して、同じ不安を持つ人と共有する。それが私なりの答えです。
同じ側にいる方は、ぜひフォローして見ていってください。
明日から、実務ログを始めます。
薬剤師×マーケ実務×AI仕組み化。
📌経歴|薬剤師免許 → 製薬会社で薬の安全性を確認する仕事 → かたわら一人でデジタルマーケ事業を運営
📌現在|記事制作・レポート・分析をAIで仕組み化し、複数クライアントの実務を毎月回しています
📌発信|実務で本当に使っているAI活用の実録。うまくいった話より、失敗と直し方を先に
📌特技|正確性が命の業界で育ったので、AIの答えを疑って検証するのが職業病です
📌対象|AIを使い始めたのに「作った後で止まる」「任せると抜ける」で詰まっている、非エンジニアの個人事業主・フリーランス・中小企業の実務者の方
この連載を初めて読む方へ:まず、この3本
毎日更新しているので記事が増えてきました。どれから読むか迷ったら、この3本からどうぞ。
・AIの間違いに、専門知識なしで気づく「確認の段取り」3つ
・「AIを使いこなせないのはプロンプトのせい」は、半分だけ正しい
・会社のAIがCopilotだけになったとき、あきらめる前に確かめてよかったこと3つ
近いうちに、AIの出力を安心して仕事に使うための検証チェックリストを出す準備をしています。実務でそのまま回せる形にして出すので、気になる方はフォローしてお待ちください。
