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【創作百合】夏の終着点【140字小説】風まかせ文芸部/ふわっとことばあそび

「リップ、変えた?」

彼女の唇が少し深い色になっていた。

「よく気づいたね、秋っぽくしてみたんだ」

制服はまだ半袖のままなのに、
唇だけが少し大人びて見える。

「試してみる?」

「うん」

「塗ってる時間ないから今はこれで」

彼女の吐息が私の頬をかすめる。

秋の味と香りに抱かれて

夏の終わりを感じた。



#風まかせ文芸部
お題:『夏の終着点』

i様
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