先生は、多くの人が考えることに興味を持つように腐心しています! 今の時点では、大半の人が哲学に関心を持つことは、難しいことなのかもしれませんね。でも先生には、いつかはそうなってほしいって気持ちがあるって思いますね… そうなれば、以前に話したプラトンの言葉が実現するって思いたい! プラトン? ああ、そうか『国家』のことなんだね!… 政治を司る人は、哲学者でなければならない!… 連載 超訳プロレゴメナ 327 読書会編 219
第34回読書会(つづき)
前島幸太郎:
カテゴリー表は眺めているだけでは、何も教えてはくれません。
そこで、カテゴリー表から思いつくことを挙げていきたいって思っています。不完全でも独断的でもいいから、思いついたことを挙げてきたいって思います。
まず、量ですが、単称的、特称的、全称的って三つの側面があることを言っているわけですね。
ぼくなら、こんなふうに書いても良かったのではなかって思います。
量という集合には、こんなものが揃っている。たった一つしかないもの、いくつが同じ種類のもの、そのすべてにいえるもの…
山際このみ:
先生も、そんなふうに訳したかったんじゃないのかな? でも超訳でも、そこまでは、行き過ぎになるんだろうね?…
須田隆雄:
ぼくは、行き過ぎなんて思わない! 超訳の改版のチャンスがあれば、前島君が、そんなふうに書き添えくれれば、なんて思ってる…
こんな一例も自然に浮かんできたんだから…
人間という集合の中では、
ぼくって存在は、たった一つしかない。
つぎに男って観点でみれば同じ種類が、いくつかある。
さらに、性別を無視すれば、全人間を指すことになる。
桐川夢見:
それって、かなり説得力ある表現だけど、前島さんが言った書き方をしなくて出てくるものじゃないのかしら?…
山際このみ:
夢見ちゃんは、超訳の文章の変更には反対なんだね! 俗受けしすぎて品位が欠けるって、思えるかなのかな?…
桐川夢見:
いいえ、そうではなくって、今の書き方のままでも、注意深く読んでいれば、須田さんが言ったようなことは、すぐに考え付くって思えるからなんです。
牧野照邦:
ぼくは、カテゴリー表がアンチョコになるってこと、そんなことは望みたくもありません! 哲学って、考えることが、ほんとうに好きな人が取り組めばいいもだって、強く思えるからです。
曽根康夫:
先生は、多くの人が考えることに興味を持つように腐心しています! でも、それは、安易な文章を書くことではないと思えますね!
栗林雄太:
今の時点では、大半の人が哲学に関心を持つことは、難しいことなのかもしれませんね。でも先生には、いつかはそうなってほしいって気持ちがあるって思いますね。
桐川夢見:
そうなれば、以前に話したプラトンの言葉が実現するって思いたい!
山際このみ:
プラトン? ああ、そうか『国家』のことなんだね!
政治を司る人は、哲学者でなければならない!
曽根康夫:
今の日本の政治が腐っているのは、哲学に無関心な連中が政治を司っているってことですね…
それにしても、一時間近くも費やしているのに、カテゴリー表の中身には、さっぱり入っていませんね!
前島幸太郎:
それで、良いんです! この読書会は、結論を求めるために、急ぐようなことしていませんから!…
