見出し画像

第1節から第5節までは、「形而上学とは何か」を対象にした「まえがき」とも言えるもの… 序説も含めると本論に入るまでに長い道程を辿ってきたことに… 連載 超訳プロレゴメナ 178 読書会編123

177

超訳プロレゴメナ読書会 第十四回から

 第14回目の読書会が、2018年10月8日(月)に荒川先生の書斎で開催されました。
 今回は全員が参加した読書会になりました、祝日ということもあったのでしょう。
 
 対象となった箇所は、第5節前半ですが、ここでは形而上学を学んでいくための心がまえのようなことが書かれています。それは、第6節から『プロレゴメナ』の本論が始まるからです。
 第1節から第5節までは、「形而上学とは何か」を対象にした「まえがき」とも言えるものなのです。序説も含めると本論に入るまでに長い道程(みりのり)を辿ってきたことになります。次回は第5節後半を予定していますから、その道程みちのりは、約300日ほどかかったことになります。
 一人で『プロレゴメナ』を読んでいて、こんな長い日数をかけることは不可能なことではないでしょうか? しかし、多くが参加した読書会ですから、互いが納得しなければ先に進まないようになっています。だれかが決めたわけではありませんが、これは全員が納得したものになっています。
 だから、こうした日数をかけても飽きることなく続いているのではないでしょうか?
 
 
ディスカション
 
池田幸男:
 今回は、第5節の全半が対象になるようですね。これでようやく次回で、プロレゴメナの前書きが終わることになりますね。
 
桐川夢見:
 やっぱりそうなんだ! 第六節に入るところに、第1章って書いてあるから、ここが始まりなのかな? って思てたんだけど…
  
前島幸太郎:
 長いまえがきだった、ってことですね。形而上学を学んでいくためには、前もっての準備が、それだけ必要だということなのでしょう。
 
山際このみ:
 その準備についていけなければ、形而上学だけでなく、科学そのものを学ぶことじたいが、不可能っていうことなんだと思う…
 
栗林雄太:
 それはかなり忍耐力を要求されるってことですね。でもぼくにはその体力が付きはじめてるように感じています。
 
牧野照邦:
 その体力が、これから必要となる労力の基礎となるのでしょう。
 
須田隆雄:
 それが第5節中間の、下記になるのですね?

 だが読者がここに観る形での分析的な形で示すのは容易いことではなかった。この問いをその普遍的に(数学的な意味で、すべての場合に十分であるという意味で)解決するために、何年もの労力を要したが事実なのだ。

第177回 本編29

179

いいなと思ったら応援しよう!