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ラッセルは分析哲学をカントを批判する立場から確立した人ですからカントをつねに批判に観ていたのではないでしょうか? でも、それに拘る必要ないって思う… 個々の細かい数値を追っている時は分析的な作業をつづけてるんでしょう… 連載 超訳プロレゴメナ 247 読書会168

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第23回目の読書会(つづき)

前島幸太郎:
 さっきの続きになりますが、ここを読めば、カントが純粋な数学を、総合的なものとして確信していたことが解るのではないでしょうか?

 この純粋な空間は決してそれ自体の性質ではなく、ぼくたちの感覚的な表現能力の一形態であるということ。 そして、空間内のすべての物体は単なる外観、つまり、物自体ではなく、ぼくたち自身の感覚的直観が表現したものなのだと考える必要があった。
 そしてここにこそ事実があった。拡張可能な真の幾何学の空間それをぼくたちにア・プリオリに発見する契機を与えることになった。ここで得られるすべての形式が空間の可能性の基礎となっている。そしてこれらは幾何学の命題に必然的に正確に一致していなければならない。幾何学者はそれを架空の概念からではなく、すべての外部現象の主観的な基礎、つまり感性そのものから引き出すことになる。

第245回 本編41

池田幸男:
 拡張可能って言葉が観えますからね。それにラッセルは分析哲学をカントを批判する立場から確立した人ですからカントをつねに批判に観ていたのではないでしょうか?

桐川夢見:
 でも、それに拘る必要ないって思う… 個々の細かい数値を追っている時は分析的な作業をつづけてるんでしょう…

山際このみ:
 夢見ちゃんは、カントにも拘っていないんだね… 自分が確信できる途を、探し求めているんじゃないのかな?

荒川環:
 それって夢見ちゃんの、定言命法かもしれない。ほんとうに自分が確信できる途を探しているんだからね…

牧野照邦:
 いつかは、『実践理性批判』も取り上げる日が来るって、ぼくは確信しています。

  前島幸太郎がそれに強く頷いていた。

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