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自然が表わす事象には、ぼくたちに計り知れないけれど、規則がありますよね? その規則は、いろんな形でぼくたちの知識にはなっていますが、どこかで経験がそれを補っているって思うことが多いんです… 連載 超訳プロレゴメナ 279 読書会編187

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第27回読書会

須田隆雄:
 13節までを、まったく読まないで、14節だけを読んだら、何のことやら、さっぱりでしょうね?
 
山際このみ:
 そんな人がどこにいるの? 13節まで読んできてるから、ここに書いている意味がよく判るんじゃない!
 
前島幸太郎:
 須田君と山際さんが言ったこと、とても重要だとぼくは思います。それは、14節に書いてあることは、13節まで読んできた人には当たり前すぎるくらいのことですが、そこに観点を数学から自然に移して、ア・プリオリって考え方を再吟味してるって思えるからです。
 
山際このみ:
 幸太郎に、山際さんなんて言われると、擽ったい感じだけど… 14節の存在の意味が、今、ようやく解ったような気がしてる…
 
牧野照邦:
 人間の認識ってものが、実体の把握でないことと、経験だけでは確立できないものだから、自然にたいしてもそれを前提に考えていかなければならないってこと、それをカントは言いたいのでしょう。
 
曽根康夫:
 でも、ときどき思うんですが、自然が表わす事象には、ぼくたちに計り知れないけれど、規則がありますよね? その規則は、いろんな形でぼくたちの知識にはなっていますが、どこかで経験がそれを補っているって思うことが多いんですよね!
 
池田幸男:
 たしかに自然の変化、たとえば天候の変化も、いろんな気象条件が、前提となっているわけだけど、ぼくたちがそれを疑うことがないのも体験の積み重ねがあるからですよね?
 
須田隆雄:
 ものを憶えだしたばかりの子どもに、湿気を多く感じるからもうすぐ雨になるだろうって、言っても何のことか解らないって思いますからね。
 
桐川夢見:
 ちょっと、次元が違うような気もするけど… 自然ってものは、わたしたちでは、どうにもできない法則で動いているんだってこと、それはいつでも感じていることなんでうよね…
 
牧野照邦:
 そういえば、桐川さんは、今月から荒川セミを履修が始まるんですね?
 
桐川夢見:
 4月17日が、その初日です。後10日もあるんだけど、待ち遠しくってたまりません。
 
栗林雄太:
 それは、ぼくも一年前にはよく感じていました。
 
牧野照邦:
 これからは栗林君と桐川さんで、荒川ゼミは、躍動を始めるんでしょうね…

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