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家計管理も人生も、ちょっとがんばりすぎじゃない? | 家計管理のきほん

家計管理のきほん、について書き始めたら、「こちらもおすすめ」にたくさんの家計管理の記事がピックアップされるようになった。

正直な感想として、

みんな、家計管理、すごいがんばってるんだ

と、ちょっとおどろいている。

子育てしながら、働きながら、もう目の回るような暮らしのなかで、がんばる家計管理。年齢を重ねて、体調がいまいちな日もありながらも仕事に行き、家の片付けも進めながらの家計管理。

その家計管理も、しっかり家計簿つけたり、生活費を分類して管理したり、現金とスマホ決済を使い分けたり、アプリを駆使したりと、ちょ、ちょっと、がんばりすぎじゃない?

ちなみに、私の家計管理はわりとざっくりで、

①毎月定額の積立貯蓄は自動振替(基本放置プレイ)
②水道光熱費、サブスク、車のガソリン代・高速代(車関連専用クレカ経由)などの(ほぼ毎月同額かかる)固定費は自動引き落とし
③食費などの生活費全般、調整可能な変動費は、生活費口座の残高を確認しながらデビットカード利用

おおまかには、月末の入金後、すぐに積立貯蓄、固定費が自動引き落としされ、残りのお金をデビットカードで使い、月末に帳尻をあわせる、というしくみ。

基本はこれだけ。なぜかお金を使いすぎてしまった月は、月末に、ひーとか言いながら、お金を使わない生活する(なにも買わなくても、数日間くらいはなんとかなるもの)。

家計管理は、赤字がでてしまうと、復帰するのに苦労する。借金をしてしまうと、金利を払う立場になる。がんばって貯蓄しても、運用の意味がなくなってしまう。

とにかく、赤字がでないようなしくみを作ればいい。それだけで、気持ちもだいぶ楽になる。

貯蓄用口座は、投資信託で運用していることもあり、心を乱さないよう、目的がない限り、残高確認すらしない(毎年年初に銀行口座やクレジットカードの棚卸をするので、その際に残高確認するくらい)。残高を気にしない、存在すら忘れる、というのが、長期運用の秘訣、と徹底している。

毎月かかる固定費は、それぞれ目安となる金額(予算)を決めて、その振れ幅が20%を超えるようなときだけ、内訳を確認する(光熱費、サブスク、ガソリン代の他、私は美容院代もここに含めている)。

大幅な物価上昇については予算を見直し、家計全体で調整をする。足りない金額を努力で節約する、というのは長続きせず、かえって問題を大きくしてしまう。家計管理に、がまん、は禁物だ。サブスクをやめる、化粧品を減らすなど、なにかをやめる、というのが、一番確実で、間違いがない(やめるときだけ心がちくっとするが、案外、すぐに忘れてしまうものだ)。

税金、浄化槽のメンテナンス費用、車検や自動車保険など、毎月は発生しないものの、年間ベースでは必須の支出も、ざっくりと予算として心づもりしている。できるだけ、前後の月とあわせて調整していく。

生活費等の変動費については、食品だけでなく、トイレットペーパーや洗剤、化粧品(ほぼドラコス)なども、基本的にひとつのスーパーですべて済ませる。これは、ちょっと独特なやりかたと思う。

お買い得やポイントをもとめて、あれこれ調べたり、あちこちのお店に行く手間や時間を省いて、自分の好きなことに集中したい、というのが理由のひとつ(いろんなお店にいくと、誘惑も多い)。そして、ひとつのスーパーですべての買い物をまとめると、生活費の管理がすごく楽、というのも大きな理由だ。

私は、スーパーに行くのを、ほぼ週1回と決めている。週1回の買い物を、生活用品含めて5,000円でおさめれば、月に20,000円、という計算だ(昨今の物価上昇で、週1の買い物を5,000円でおさめるのは厳しくなってしまった。ふぅぅ)。

月末、生活費用口座の残高がさみしいときは、フルーツを買うのをやめたり、もやしで乗り切るなど、調整も簡単だ。直感的なので、疲れているときでも、間違えない。

デビットカードは、残高が足りなければ決済できないので、絶対に赤字にならないという点でも安心。買いたいものが買えないのは、ちょっと悲しいけど、赤字になるよりはいい。クレジットカードだと、簡単に赤字沼にはまってしまう。

支出の確認も、生活費用の口座の取引履歴、残高をスマホで確認すれば一目瞭然だ(通帳記帳しないと残高確認できないなんて、原始人か?思っている)。余裕があるなと思ったときは、外食を楽しんだり、本や服、靴を買ったりする(余裕があると思ったのに、そうでもなかった!と思うことも、もちろんある。にんげんだもの)。

家計管理が、シンプルにできる理由のひとつとしては、あまりお金のかからないことが好き、というのも大きいかもしれない。

料理が好きなので、おいしいものを食べにいくとか、お取り寄せなどにも、あまり興味がない。週1回の買い物で、食材を揃え、自分の食べたいものを作る。あれこれ調べながら新しい料理に挑戦するのも楽しいし、食べるのも楽しい。まさに、趣味と実益を兼ねる、だ。

家には2匹の犬(いずれも保護犬)がいる。毎日のお散歩は、私の心身の健康を支えてくれている上に、全くお金がかからない。犬たちのごはんも手作りなので、犬のお金としての予算は、ワクチン等の予防薬代(1年間でかかる金額は決まっている)と体調不良のときの病院代(老犬になるにつれて、病院に行くことも増え、支出も増えた)だ。

犬との生活、そのよろこびはなかなか言葉ではいい尽くせない。朝夕のお散歩以外にも、犬たちと暮らしていくためには、多くのエネルギー、時間を費やすことになる。そのおかげで、お金のかかる誘惑から逃れることができているような気もする。病院代についてはコントロールが難しいので、お金のかからない趣味、とはいえないかもしれないが。

最近は、語学も趣味のひとつになっている。サラリーマン時代に出張で頻繁に訪れていた韓国や中国、台湾のお料理や、文化に、改めて関心が向くようになり(サラリーマン時代は仕事だけでいっぱいいっぱいだった)、韓国語、中国語を、アプリで学びはじめた。無料版で半年ほど続けることができたので、有料版にアップグレードし、そのタイミングで、(何カ国語学んでも料金はいっしょなので)フランス語、スペイン語もあわせて勉強している。家にいながら、ごろごろしながら、月数百円で 4ヶ国語も学べるなんて、すごくない?

ということで、ちょっと話が脱線気味ながらも、いいたかったのは、家計管理も、人生も、その目的は、楽しむためもの、だということ。

そして、声を大にしたいのは、お金があれば幸せになれる、というのは幻想だ、ということ。お金を貯めることを目標にすると、家計管理も、人生も、ちょっとしんどくなってしまう。

家計管理は、がんばるものじゃないと思う。無理のないしくみを作ること。現実を受け入れること。今の自分を受け入れて、将来に向けてやるべきことに集中すること。

会社経営といっしょで、家計管理も、お金がちゃんとまわっていることが大事。収入が増えて、支出が増える、というのは、できることが増えていく、ということ。

赤字にさえならなければ、手元のお金を、自分の幸せが最大限になるように、効率的に使うことに集中して、遠慮せず使い切ればいい。(毎月定額積立貯蓄を死守するのは大前提だよ!)

自分を幸せにしてあげられるのは、自分しかいない。

そのために、なにをしなきゃいけないのか?なにをやめるべきか?を考え、即レスで行動していく。失敗したら、すぐに軌道修正する。

周囲のひとを、環境を変えるのは、すごくたいへん。自分が動く、自分が変わるのが、実は一番簡単なのだ。

失敗を繰り返しながら、それでも考え、諦めずに、挑戦を続ける。その結果、幸せと思えるかどうかはわからないけど、自分の人生が豊かになった、という実感を得ることはできる。

人生も、家計管理も、それでじゅうぶんじゃない?


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