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【大学受験】難関大学合格へ!「オープン模試」を受ける本当の意味と結果の活かし方

大学受験が近づくと、標準的な模試に加えて「〇〇大オープン」といった大学別冠模試(オープン模試)の受検を検討する時期がやってきます。

・わざわざ特定の大学に特化した模試を受ける必要はあるのだろうか?
・志望校ではない大学のオープン模試も受けるべきなのだろうか?

そんな疑問を抱く受験生や保護者の方も多いのではないでしょうか。今回は、我が家の子どもが国公立大学医学部医学科に合格した際の体験や、我が子の周囲の話を踏まえ、オープン模試の真の役割と結果の正しい受け止め方についてお伝えします。



そもそも通常模試とオープン模試の違いとは?

全統記述模試や駿台全国模試といった「通常の模試」と、「オープン模試」には明確な目的の違いがあります。

通常の模試は、全国の受験生の中で自分がどの位置にいるか、特定の単元や分野に穴がないかを測る「実力診断テスト」です。出題範囲も標準的な単元から網羅的に構成されています。

一方、オープン模試は「本番の入試問題の完全な擬似体験」です。対象となる大学の出題傾向、形式、配点、解答用紙の大きさ、試験時間まで徹底的に模倣して作られています。


志望校に対する現在の到達度を測るため、より実戦に近い環境で実力を試す場となります。



志望校以外のオープン模試を受けるのはアリか?

ここでよく話題に上るのが、「自分が志望していない大学のオープン模試を受けるべきか」という点です。これについては、模試の性質や受検の目的によって良し悪しが分かれます。

ポジティブに作用するケース

目的やスケジュールに余裕があれば、純粋な実力試しとして活用するのは効果的です。

実際、我が子も受験校として想定していなかった「北大オープン(駿台)」を、力試しとして受検したことがあります。


そもそも志望校のオープン模試がなく、レベル感や問題傾向、形式が比較的似ているとされたのが北大だった為です。結果「北大医学部志望相手でも十分に戦える」という大きな自信を深めるきっかけになりました。もちろん2次だけですが。

難関大の冠模試は問題の質が高いため、良質な演習機会になり、客観的な手応えを得られるメリットがあります。

慎重に判断すべきケース

一方で、すべての「他大学オープン模試」が実効性を持つわけではありません。

例えば「早慶模試」のように、大学名こそ冠されていますが、早稲田大学や慶應義塾大学は学部や学科によって出題傾向や形式が大きく異なります。
そのため、文理や複数の学科を一つの模試として共通化・パッケージ化しているような模試の場合、どうしても何となくレベル感だけを合わせた試験になりがちで「志望学部の本番問題そのもの」を再現しきれない限界があります。

こうした模試では、本番の完全なシミュレーションにはなりにくく、返ってきた判定や順位が良くても悪くても「実際の入試本番にどの程度直結しているのか」という点については、少々懐疑的にならざるを得ません。

他大学のオープン模試を検討する際は、「その模試が自分の力を測る良質な記述演習になるか」「ただ時間を消費するだけで終わらないか」を見極める視点が不可欠です。



オープン模試を受ける最大の理由

志望校のオープン模試を受験する一番のメリットは、やはり「同じ大学を目指すライバルたちの中での立ち位置」がより明確になることです。
通常の模試で高い偏差値が出ているからといって、難関大や医学部の本番問題で得点できるとは限りません。大学ごとに「記述の分量」「時間配分の難しさ」「癖のある出題形式」が全く異なるからです。

志望校に合致したオープン模試を受験することで、次の3点が身につきます。

  • 時間配分の感覚:限られた試験時間内でどの問題から解くべきか、捨てるべき問題の見極め。

  • 解答用紙の使い方:実際の大きさに合わせた論述のまとめ方や余白の計算。

  • ライバル層の把握:同じ大学を本気で目指す受験生集団の中で、自分がどのくらいの位置にいるかの確認。



模試結果の「正しい捉え方」

オープン模試の成績表が返ってくると、どうしても判定(A~E)に目が奪われがちです。しかし、ここで一喜一憂しすぎるのは危険です。結果を見る際に意識したいポイントを解説します。

判定ではなく「点数差」を見る

A判定やC判定という文字よりも大切なのは、「合格ライン(ボーダー)まであと何点だったか」です。特に記述試験では、問1問の差で判定が大きく変わることがあります。あと何点取れれば合格圏に入っていたのかを冷静に分析してください。

得点できた理由・落とした理由を分解する

解けなかった問題について、「時間が足りなかったのか」「解法が思いつかなかったのか」「計算ミスなどの不注意か」を分類します。オープン模試の復習は、自分の弱点パターンを洗い出す宝の山です。

本番までの修正材料にする

判定が良くても悪くても、試験本番ではありません。結果は「現時点での課題を提示してくれたデータ」に過ぎません。判定に一喜一憂する時間があれば、解き直しを行い、本番までに補強すべき分野を明確にしましょう。



オープン模試を本番へのステップに

オープン模試は、志望校の入試問題を事前に体験できる貴重な機会であり、同時に自分の実力を高いレベルで試す格好の場でもあります。
模試の特性や構造を正しく理解し、志望校の判定に一喜一憂することなく、あるいは力試しで得た手応えを糧にしながら、自分の現状を冷静に把握していきましょう。返ってきた結果を徹底的に復習し、残りの期間で補強すべき点を一つひとつ潰していくことこそが、志望校合格への確実な近道となります。


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太楼@偏差値45から医学部・難関大へ導く伴走 最後までお読みいただきありがとうございます。

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