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株式投資が教えてくれた、資本主義というゲームの正体

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今年一番の学びは、“資本主義は労働ゲームではない”と気づいたことだった。

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伝え語り

ほんの数年前までお金というのは、
働いて得るものであると思い込んでいた。

そして、より多くのお金を得るにはより給与の高い会社にポストを得、
高度なスキルを獲得し、実績を積み、昇格する・・・。
これこそが最短ルートであると考え、
労働者としての市場価値を上げることに血道を上げる日々を送っていたのである。

今一度振り返って、冷静に考えれば明らかなのであるが、
上記の思考は「労働者層」の枠組みに完全に囚われており、
その対義語である「資本家層」については、
その存在にすら思い至っていなかった。

ところが投資信託という形で株式市場に足を踏み入れてみると、
そのような考え方が一気に粉砕されることになった。

一定額の資金を投資信託という金融商品(金融資本)という形で市場に供与すると、そのリターンという形で「お金を引き連れて」自分の手元に戻ってくる。

リスクを引き受けることで、リスクプレミアムという形で利益を得ることができることを実体験したのである。
しかも驚くべきは自分の時間を一切消費することがなかったということだ。

自分の時間とスキルを職場に供与することで、その対価として給与を得る、という労働者的思考に慣れ切っていた自分にとって、
この経験はまさしくコペルニクス的転回と言ってよいものであった。

 自分の手持ちの資金の一部を市場に投下すると、やはりそれを失いたくないと考えるのが人情である。
するとそのような状況を回避すべく情報を集め、
今後の投資行動に反映させようとするのが合理的な行動であろう。
実際に書籍や動画等を調べ回ると、
そのような情報は山のように転がっている。

それらを眺めていくうちに、
以下のような意見が頻繁に自分の目に飛び込んでくるようになった。

ー「何もしなくても資産が勝手に増えるのは資本主義のバグである
と。

なるほど、確かに「労働してその対価を得る」という、
労働者的世界観からするとそう感じるのは無理もない。
実際に自分が感じたコペルニクス的転回も、
それに近い所感であったことを生々しく覚えている。

しかしその意見を聞くたびに、
自分の中にむくむくと「ある仮説」が湧き上がってきたのである。

・「それはバグではなく、資本主義の仕様そのものなのではないか?
・「労働で資産を稼ぐ、という最初に馴染んだ考え方そのものが資本主義のルールに合っていないのではないか?
・要するに、「我々は資本主義ゲームのルールを読み間違えていたのではないか?」と。

それからというもの、その仮説の成否を検証すべく、
より深く投資を扱う動画や書籍に潜っていくことになった。
文明の利器であるChatGPTにも壁打ちしながら、
資本主義のルールブック」を自分なりに探索したのである。

やがて、自分自身が学び取った内容を言語化し、
一部をエッセイ形式でまとめるに至った。
その成果物が以下に示す、
資本主義ゲーム チュートリアルシリーズ」であった。

自分のお金の一部を投資に使うことで、
結果的に資本主義や経済の分野に対する、
自分の視座を広げることができたという意味で、
有意義なお金の使い道であったと言えるのではないだろうか。

本エッセイ群では、
ルールブックがどこにも公開されていない「資本主義ゲーム」を攻略するのに役立つかもしれない、いくつかの覚え書きを用意した。

このエッセイ群はゲームの攻略法という観点では書かれていない
焦点を当てているのはゲームの「世界観」および「背景」である。
従って、即効性という観点でいえば物足りないだろうと思う。

しかし、もし処方箋をひとたび見出した時、なぜそれが有効なのか理解するのに必要な「思想」の一部が詰まっていると信じたい。

資本主義は敵でも味方でもない。
ただ、理解していない者には容赦がなく、
理解した者には驚くほど寛容なだけなのだ。
この小さな踏み台が、読者の皆さんの旅路の一助となれば・・・・
――それ以上の喜びはない。

資本主義ゲームチュートリアルシリーズ

その1. 我々は舞台の上に立っているか? ー資本主義という演劇の中でー資本主義ゲームチュートリアル①

資本主義は「見えない舞台装置」だ。
労働者、資本家、国家──私たちはその演者に過ぎないのかもしれない。

その2. その差分は誰のものか?──資本収益と時間遅延の構造ー資本主義ゲームチュートリアル②

資本収益 $${r}$$ と経済成長$${g}$$ の“わずかな差”が、なぜ格差を生むのか?「時間遅延」という構造で読み直す。

その3.国家といふものー資本主義ゲームチュートリアル③

税制・通貨・教育──
国家とは「資本主義の秩序を安定させるためのインフラ」だった。

その4.国家といふもの(Ⅱ)ー資本主義ゲームチュートリアル④

国家は国民のための装置か?それとも資本のための安定機構か?
現代国家の“二重構造”を問う。

その5.ChatGPTにこの世界の仕組みを聞いてみた──教育はなぜ自由にたどり着かないのか? ー資本主義ゲーム・チュートリアルシリーズー

教育の錯視:なぜ「東大卒」だけでは自由になれないのか?を問う。

その6.ナラティブという名の霧ー資本主義ゲームチュートリアル⑤

資本主義ゲーム攻略の要諦とは?

ChatGPTにこの世界の仕組みを聞いてみた──教育はなぜ自由にたどり着かないのか?短い補足

人生ゲームの裏ルート?

その7. 財布の中の一万円札の正体ー資本主義ゲームチュートリアル⑥

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(`・ω・´)<同志たちよ、スキを投じよ!我々の宇宙船はコーヒーとスキで飛ぶ!
(;・∀・)<……燃料軽すぎません!?

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