詩|花弁の悪戯
今年の桜は
散るときまで美しい。
小さな蝶の群れのよう。
一羽が誰かの頭にとまる。
気付かぬまま歩いていく。
舞い降りて、ちょっとお昼寝。
風が
さああ、とたなびき、
やってくる。
ふわわ、と
微かに欠伸する。
くすくすと笑いながら、
アスファルトを
軽やかに駆けていく。
小さな竜巻にも加わって、
踊る、踊る、踊る。
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さまざまな春を、あなたに。
春の思い出を、もう一つ。
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