見出し画像

オルカン・S&P500って本当に大丈夫?9年間投資を続けた僕の答え

以前、29歳の時の僕が資産運用を始めたきっかけについて記事にしました。

1冊の本を読んで投資を始めた僕ですが、最初から順調に資産額が増えていったわけではありません。

「全然増えないじゃん…」
「もっと良い資産運用があるんじゃないか?」
そんなことを考えていました。

最近、新NISAなどをきっかけに投資を始めた人の中にも、同じように感じている人は居ないでしょうか。

「オルカンやS&P500を買ってみたけど、本当に大丈夫なのかな
と。

先に、9年間投資を続けてきた僕なりの答えを書いておきます。
「絶対に大丈夫とは言えない。でも、僕はこれからもインデックス投資を続けます。」

「大丈夫?」
という質問に
「大丈夫とは言えない。」
という答えは不安になるかもしれませんね。笑

投資なので、もちろん元本保証はありません。
これから大きな暴落が起きることだってあると思います。

それでも僕は、個別株への寄り道やコロナショックなどを経験しながら9年間投資を続けてきて、
「インデックス投資をやっていて良かった」
と今は自信を持って言えます。

なぜそう思えるようになったのか。
今回は、僕自身の9年間の投資経験を振り返りながら書いてみます。

ちなみに、投資を始めたきっかけについては
こちらの記事に書いています。↓


最初は50万円のインデックス投資から

投資を始めたのは2017年。
29歳のときでした。

最初に買った商品は、
「ニッセイ外国株式インデックスファンド」
日本以外の主要先進国にインデックス投資する投資信託です。

なぜこの商品を買ったのかというと、最初に読んだ資産運用の本でおすすめされていたからです。

「よく分からないけど、まぁ間違いないだろ」
と結構安易に選んだ記憶があります。笑

最初に投資した金額は、50万円でした。
当時は旧NISAの制度を利用していました。


「本当に増えるの…?」

もちろん短期間で大きく増えるとは思っていませんでした。

それでも、当時の僕からしたら50万円は小さくない金額です。
やっぱり気になってしまいます。

僕が買った「ニッセイ外国株式インデックスファンド」の
当時の値動きを見てみるとこんな感じでした。

増えたと思ったら減って…を繰り返していました。
正直資産が増えていく実感がありませんでした。

そこで僕は、だんだん別のことを考えるようになります。
「もっと効率よく増やせないかな?」

そして始めたのが、個別株でした。


個別株はちょっと楽しかった

個別株を買うなら、当然その会社について調べます。
業績や資産状況を調べたり
その業界の将来を予想したり。

他にもチャートを見て、今は買うタイミングなのか見極めたり。
ファンダメンタル分析、チャート分析、両方の本を買って勉強したりもしました。

株を買った後も、
「お、含み益が増えた」
なんて、毎日の値動きが気になります。

当時は相場がそこそこ良かったこともあって、個別株でもそれなりに資産を増やすことができました。

利益が出ると、やっぱり嬉しい。
「自分で選んだ株で利益が出た!」

だから、それなりに楽しかったんです。
ただ、しばらくすると、別の感情が生まれました。


増えたけど、個別株は疲れる

これは僕個人の感想だと思いますが、個別株で利益を出すことって、思っていた以上に疲れるんですよね。

株を買う前に調べる。
買った株が上がるか期待する。
下がると不安になる…。

「この会社、大丈夫かな?」
「今売ったほうがいいかな?」
そんなことを考える時間が増えていきました。

利益は出ていました。
でも、
「このままずっと続けるのは、疲れるな」
と思うようになったんです。

そんなとき、ふと気づきました。


インデックス、増えてるじゃん

投資を始めて2年半くらい経った頃だったと思います。

ある日、自分が最初に買ったインデックス投資の利益を見てみました。

「あれ?結構増えてるじゃん」
と思ったんです。

ほとんど何もしていません。
個別株のように色々な会社を調べていたわけでもない。
頻繁に売買していたわけでもない。

ただ持っていただけ。
それなのに、ちゃんと増えている。

このとき初めて、
「インデックス投資って、強いのかも」
と感じました。

本を読んだときには、
「長期投資って大事なんだ~」
くらいの軽い理解でした。

でも、自分のお金で実際に経験すると、説得力が全然違いました。

そして、
僕がインデックス投資に信頼を持ち始めた頃に、世界中を混乱させたあの大事件が起きます。


2020年のコロナショック

新型コロナウイルスの感染拡大によって、株式市場が大きく下落しました。
S&P500も一時、高値から約34%下落。

投資を始めて約3年。
これが、僕にとって初めての大きな暴落でした。

今までにも株価が下がる経験はありました。
でも、ここまで大きな下落は初めてです。
自分の資産も、どんどん減っていきました。

正直に言います。
怖かったです。

「このまま下がり続けたらどうしよう」
「本当に戻るのか…!?」
と、頭の中でぐるぐる考えてしまっていました。


それでも、売らなかった

そんな状況でも、僕は投資していた商品を売りませんでした。

むしろ、少し落ち着いてきた頃
「株価が戻ってきたかも…?」
と思ったタイミングで追加で投資しました。

なぜか。

暴落が怖くなかったわけではありません。
それでも、「長期で見れば世界経済や企業は成長していく」という考えを信じていたからです。

インデックス投資は、特定の会社1社に賭ける投資ではありません。
S&P500なら米国を代表する約500社、オルカンなら世界中の企業に広く分散して投資できます。

もちろん、それでも大きく値下がりすることはあります。
でも、世界中の企業が利益を生み出し続ける限り、その成長をまとめて取り込んでいける。

「だったら、暴落したからといって今売る必要はない」

当時は今ほど深く理解していたわけではありませんが、そんな考えが自分の中にありました。

それまでの数年間で、実際にインデックス投資を続けてきた。
ほとんど何もしなかったけど、ちゃんと資産は大きくなっていた。

そんな経験があったからこそ、
「ここで慌てて売るのは違う。」
と思えました。


信じていた通り…

コロナショックで大きく下落した株価でしたが、信じていた通り、その後株価は回復していきます。

暴落からわずか半年ほどで、S&P500はコロナショック前につけていた高値を回復しました。

「本当に戻った……!」
と思いました。

僕はこの暴落の間、特別なことはしませんでした。

ただ持っている投資信託の価格が
暴落して
戻った
それだけです。

でも、僕にとっては大きな経験でした。

もちろん、コロナショックのような暴落があっても、必ず半年で元に戻るわけではありません。
「長期で持っていれば絶対に大丈夫」
ということでもありません。

それでも
「長期投資ってこういうことか。」
と身をもって納得することができました。


インデックス投資を続けよう、と思えた

コロナショックを経験してから、僕は以前よりもインデックス投資を信じられるようになりました。

それまでは、
「本に書いてあったから」
「実際に増えていたから」
という理由で続けていました。

でも、暴落しても売らず、
その後に株価が戻ったところまで経験したことで、
「これなら長く続けていけそうだな」
と思えるようになったんです。

2025年にもトランプショックがあり、S&P500が20%ほど下落したことがありました。

その時はもう
「またそのうち回復するでしょ」
くらいにしか思っていませんでした。

もちろん、過去に回復してきたからといって、次の暴落も同じように回復する保証はありません。

だからこそ、生活に必要なお金まで投資せず、長期間使う予定のないお金で続けることが大切だと思っています。

それでも、企業が利益を生み出し、経済が長期的に成長していく限り、その成長をインデックスを通じて取り込んでいける。
そう考えれば、僕はインデックス投資を続けることが合理的だと思っています。


ちなみに最近、インデックス投資とは別に、初めて個人向け国債「変動10年」を10万円買ってみました。
「インデックス投資よりも低リスクで資産運用する方法ってないのかな?」
という方は、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。↓


「インデックス投資、本当に大丈夫?」と思っている人へ

「結局、オルカンやS&P500って本当に大丈夫?」
と聞かれたら、僕の答えはこうです。

「絶対に大丈夫とは言えない。でも、僕はこれからもインデックス投資を続ける。」

ここまで読んでくれた方の中には、今まさに投資を始めたばかりという人もいると思います。

僕も最初はそうでした。
50万円を投資して、増えたり減ったりする推移を見ながら、
「全然増えないじゃん……」
と思っていました。

もっと良い方法があるんじゃないかと思って、個別株にも手を出しました。

そして、初めての暴落は普通に怖かったです。

でも、そんな経験をしながら9年間投資を続けてきた今は、
「インデックス投資をやっていて良かった」
と、自信を持って言えます。

もちろん、「絶対に大丈夫だよ」とは言えません。

でも、
最初から確信を持っていなくてもいい。
僕はそう思っています。

実際に投資をしてみて、増えたり、減ったり。
不安になったり、安心したり。

時には遠回りしたり。
そうやって経験していく中で、
「自分にはこの方法が合っているな」
と思えるようになれば、それでいいんじゃないでしょうか。

僕も9年前は、まさか自分がこんなに長く投資を続けるとは思っていませんでした。

29歳の僕が50万円から始めた投資。
あのとき勇気を出して始めて、本当に良かったと思っています。

投資を始めたばかりの頃の僕に、言葉をかけるなら
「不安にならなくても大丈夫」
と言ってあげます。

……あと、
「どうせ始めるなら、もっと早く始めて!」
とも言いたいです。笑

そしてこれからも、
無理なく淡々と続けていこうと思います。


これからインデックス投資を始める方へ

この記事では、僕が9年間インデックス投資を続けてきた中で感じたことを、実体験を中心に書きました。

ただ、
「そもそも、なぜインデックス投資なのか?」
「オルカンとS&P500はどう違う?」
「NISAでは何を買えばいい?」
「実際にどうやって始めればいい?」

といった部分については、この記事では詳しく触れていません。

僕自身、29歳で投資を始めた頃は分からないことだらけでした。

そこで、これから投資を始める人がなるべく迷わず一歩を踏み出せるように、僕が9年間続けてきた経験と、改めて調べたことを一つの記事にまとめました。

「インデックス投資を始めてみたいけど、何からやればいいの?」
という方はこちらを読んでみてください。↓


いいなと思ったら応援しよう!