コンテンツにスキップ

玉門花海漢簡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
玉門花海漢簡
作製年代 前漢昭帝元平元年(前74年)の紀年
発見年月 1977年8月
出土地 中華人民共和国の旗 中国甘粛省酒泉市玉門市花海辺塞遺跡
所蔵者 甘粛省嘉峪関市文物保管所
図版 『敦煌漢簡』(中華書局
資料データ
種別 木簡
数量 有字簡91枚、無字簡12枚、觚1本
寸法 觚は長さ37cm
内容 武帝遺詔・簿籍・書信
書体 隷書[1]
テンプレートを表示

玉門花海漢簡(ぎょくもんかかいかんかん)は、中国甘粛省酒泉市玉門市の花海辺塞遺跡から出土した漢代木簡である[2]

概要

[編集]

1977年8月、花海農場に勤務していた男性が羊を追ううちに、漢代の木簡と烽火台を発見した。連絡を受けた嘉峪関市文物保管所の調査により、木簡91枚と無字簡12枚、7面に削られた菱形觚1本が出土した。これらの漢簡は酒泉郡北部都尉が記した保管文書で、つまり簿籍である[2]

觚は長さ37cm、わずかに湾曲した木棒を削って7面体に作成したもので、212字が記されており、内容は遺詔と書信に分けられる[2]

脚注

[編集]

注釈

[編集]

出典

[編集]
  1. 横田 2012, p. 26.
  2. 1 2 3 横田 2012, p. 32.

参考文献

[編集]
  • 横田恭三『中国古代簡牘のすべて』二玄社、2012年。ISBN 978-4-544-01082-4