宇宙人と戦った戦艦に…えっ「トイレ爆弾」? 『ゴジラ-0.0』登場兵器が激アツと話題
『ゴジラ-0.0』の予告映像に登場した軍用機や軍艦が話題となっています。実戦では戦果を挙げられなかった試作機や、別の映画ではエイリアンと戦った戦艦など、ツボを突いたチョイスと評判のようです。
「幻の国産機」も飛んでた!

2026年9月8日深夜、山崎貴監督による最新作『ゴジラ-0.0』の「予告映像」が公開され、メディアの報道やSNSなどで広く話題となっています。長澤まさみさんをはじめ新キャストの情報などはもちろんですが、映像に見えた軍艦や軍用機も大いに注目されていました。
まず「軍艦」ですが、「三連装砲」、すなわちひとつの砲塔に3門の砲を備える主砲や、艦橋の形状から、アメリカ海軍の「アイオワ級」戦艦と見られているようです。
史実でのアイオワ級戦艦は、旧日本海軍の新型戦艦(大和型)に対抗すべく計画されたもので、第二次世界大戦中の1943(昭和18)年から1944(昭和19)年にかけて「アイオワ」「ニュージャージー」「ミズーリ」「ウィスコンシン」の4隻が就役しています。
「朝鮮戦争」や「ベトナム戦争」などにも参加し、1991年には近代化改修済みの「ウィスコンシン」と「ミズーリ」が湾岸戦争に参加しました。1992年に最後まで現役だった「ミズーリ」が退役し、現在は4隻すべて記念館や博物館として公開されています。映画『バトルシップ』(2012年)では宇宙人とも戦いました。
SNSなどでは早速、『-0.0』の舞台である1949年に、史実でこれらアイオワ級戦艦4隻がどこで、なにをしていたかという情報が挙げられ、映像に見えるのがどの艦であるのかといった議論が見られました。史実での「ミズーリ」は、日本が降伏文書に調印した艦でもあり、「あれがミズーリだったら諸々お話のフックにもなりそう」といった見方もあるようです。
次に軍用機、これまで公開されてきた『-0.0』の映像で「ゴジラに追われる二式大艇」や、「日の丸をつけた謎の軍用機」が話題となっていましたが、今回の予告映像でも新たな軍用機が登場し、注目を集めていました。
「日の丸をつけた謎の軍用機」の正体は、7月の時点で「A-1 スカイレイダーか?」とささやかれていましたが、これはほぼ確定と見られます。史実では、第二次世界大戦後の1946年からアメリカ軍で運用された艦上攻撃機です。
爆弾や魚雷の搭載能力の大きさから「キッチン以外に運べない物はない」と揶揄されると、実際に「流し台(シンク)」を翼下に搭載して投下してみせ、さらに「もはや運べないものはトイレくらいだ」といわれると、信管を取り付けた洋式便器を投下してみせたという、冗談のような逸話を残しています。
アメリカ軍機ですが、上述したように、予告映像などでは日本所属であることを示す日の丸をモチーフとしたラウンデル(円形の国籍マーク)が描かれていました。
その予告映像でスカイレイダー3機編隊の背後に見えた大型の4発機は、「連山か?」との声が大きいように見受けます。こちらは旧日本海軍が計画し、中島飛行機が設計、開発を進めたものの、戦局の悪化などを理由にわずかな試作機が作られただけで計画中止となった陸上攻撃機です。
「攻撃機」と記しましたが、これは旧海軍における呼称にならったもので、他国の軍などでは爆撃機に相当します。戦後は残されていた機体がアメリカ軍に接収され、のちに廃棄となり、現存機はありません。2024年には、群馬県の民家から連山の風防ガラスとみられるパーツが発見され、話題となりました。
映画『ゴジラ-0.0』は、2026年11月3日公開予定です。
(マグミクス編集部 ツカサ)





