【美形の特権②】美人よりはイケメンの方が得?イケメンなら失業中でもセックスできるし、結婚もできる
突然だが、ピラミッドを想像してほしい。
ピラミッドはもちろん、外見のヒエラルキーを表す。
そして以下の4つのグループを並べ替えてみる。
・外見が魅力的な男性たち(イケメン)
・外見が普通の男性たち
・外見が魅力的な女性たち(美人)
・外見が普通の女性たち
SNSでよく見かけるのは、イケメンは美人より上に位置するという投稿だ。
並べ替えると、
①外見が魅力的な男性たち(イケメン)
②外見が魅力的な女性たち(美人)
③外見が普通の男性・女性たち
前回は、外見が魅力的な女性たちのPretty Privilege(プリティ・プリビレッジ)=美形の特権についてまとめた。
実際、この世界で得しているのは美人よりイケメンである。
今回は、男性のPretty Privilege、「イケメンの特権」について掘り下げていく。
おさらい!Pretty Privilegeとは
Pretty Privilege(プリティ・プリビレッジ)とは「美形の特権」という意味だ。女性の場合は、「美人の特権」と表現される。
外見が魅力的な人が社会で受ける特別な扱いや恩恵を指す言葉である。
男性に対しては
Pretty Privilege For Men=男性の美形の特権
Guy Pretty Privilege=イケメンの特権
詳しくは、以下の扱いと恩恵がある。
・採用されやすい
・昇進しやすい
・給与が高い
・罰金や切符が警告だけで済むという、軽い処罰を受ける
・行列に並ばずに、優先的にクラブ、レストラン、イベントに入れる
・飲み物や食べ物をほかの人が払ってくれる
・無料でものをもらえる
・赤の他人が優しく接してくれる
・ドアを開けてくれる
・異性が話しかけてくる(ナンパされる)
・内面が知的、おもしろい、親切だと思い込まれる
イケメンが得する瞬間の目撃者たち
こちらのサイトに、25個の「イケメンの特権」に関してのコメントがまとめられていた。
タイトルは「女性と同じように男性にも影響がある『イケメンの特権』の体験談25選」。
<職場のエピソード>
俳優みたいな男がスタートアップ企業のCTOに採用された。ハンサムな男は知的で人当たりが良いと思われているから。
会議では誰もが彼に答えを求める。同僚は身長190センチのギリシャ風アドニスで、どこに行っても注目を集める。会議では、たとえ彼がチームリーダーでなくても、皆が彼に答えを求める。頭は良いのだが、空気を読むのが全くできない。でも彼はとても美しいのでいつも問題ないとされる。
いろんな女の子から「君がほしい」というメッセージがランダムに送られてくる。お店の人はキャンディーやラズベリーみたいなちょっとしたものをタダでくれる。何かを買うとタダで何かついてくる。どんな仕事でも、彼らはもっと自由だ。遅刻して職場で朝食を食べて、ほかの人が叱られている間に平気でいられる。
<私生活のエピソード>
昨年、ファーストクラスでハンサムな男性の隣に座っていたら、客室乗務員(全員女性)が彼に手厚くもてなしていた。その間、私(7点満点を取るのに苦労している男)は喉が渇いていたが、無視されていた。その後、私は彼をじっと見つめ、彼がこちらを向くのを待った。彼はようやく私に気づき、「いつもこうだよ」と微笑んだ。
「とにかく話しかけてみろ!俺はそれでいつもうまくいくから!」アパートを持っていてちゃんとした仕事があると女性に言えば、女性は興味を持つと言い張る友人。みんなが彼と同じ外見を持っているわけではないのに。
すごく馬鹿げた話に聞こえるかもしれないが、最近(20代後半)になって、男性のなかには突然誰かに声をかけられる人がいることを知った。
聞いてもないのに、女性から電話番号を教えられること。お店の割引があるか聞いてもいないのに、割引をされるなんて!
外見が魅力的なときとそうではないときを経験した。一般的に外見が魅力的なときのほうが、失敗しても大目に見てくれるし、助けてくれる。フレンドリーで敬意も払ってくれる。
<その他>
たとえその男が退屈な人間だとしても、たくさんの人が彼と友達になりたがる。
オタク+魅力的=「頭のいい男は最高にカッコいい」
オタク+普通 = 「なんて間抜けなんだろう」
シャイで魅力的な男はミステリアス。
シャイで普通の男は、良くても透明人間。悪くても気持ち悪い男。
フックアップ・カルチャー(ワンナイトやセフレというカジュアルな性的関係)に積極的に参加できること。
外見が魅力的ならどんなに危険信号を見せても、多くの女性が許したり、無視したりする。
失業中でもセックスできるし、結婚もできる。
イケメンなホームレスなんていない。
殺人を犯しても、刑務所にラブレターが山ほど届く。
この体験談が全てだろう。
女性の場合と同様、普通の男性との比較が多い。
詳しく説明する必要がないくらい、痛烈で明確で、なぜか想像できる。
彼らは外見が魅力的であるからこそ自由に恋愛できている。
そんな友達からのアドバイスほど胸に刺さるものはない。
上記に
オタク+魅力的=「頭のいい男は最高にカッコいい」
とあったが、これを表すぴったりの言葉がある。
それが、Hot nerd(ホット・ナード)だ。
Hot nerd(ホット・ナード)は、知的なオタク要素(Nerd)と、セクシーで洗練された外見(Hot)を兼ね備えた人物やスタイルを指すネット用語です。眼鏡やシンプルなシャツなどの「禁欲的」な服装で、理知的な雰囲気と外見のギャップが「コントラストの魅力」として評価されています。
イケメンなら許されるが、そうではなかったら…
壁ドンが流行った時も、SNSで男性がロマンチックなことをしている動画がバズっても「イケメンに限る」と言う人がいる。
ということは、外見が魅力的な男性が「何を得る」のかというより、魅力的な男性なら「何が許される」のかという点から考えれば、男性の「美形の特権」がより分かりやすいと思う。
それか、彼らなら「簡単に〇〇できる」のような。
例えば、普通の男性より彼女を作るのに苦労しない、とかだ。
その例が、まさに、"Fifty Shades of Grey" (2015)「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」というアメリカの官能恋愛映画だ。
ちなみに「フィフティ・シェイズ」という映画が3作ある。
女子大生の主人公が、若く有能だがサディストの性的嗜好を持つ大富豪の男性と知り合い、BDSM(SM)の主従契約を結ぶという内容の恋愛小説で、主婦が書いた女性向けのエロティックな小説として「マミー・ポルノ」と呼ばれアメリカでベストセラーとなった。
こんな内容の映画、男性の外見が魅力的ではないと成り立たない。
加えて、「若い」「大富豪」という要素も重要だ。
普通の男性が女性にSMの関係を持ちたいと契約書にサインさせようとしたら、通報されるだろう。
これが許されるのはクリスチャン・グレイがイケメンだからだ。主人公のアナも最初はグレイがイケメンだから彼に惹かれていく。
イケメンでも呆れられる
先ほどの体験談の1つにもあった、女性が男性に話しかける(ナンパする)ことは多くない。
なぜなら、女性は男性が話しかけてくるのを待つのが普通だからだ。
私がよく見ている動画で、アジア系アメリカ人のデーティングコーチ (Dating Coach)のチャンネルがある。
デーティングコーチとは、対人スキルや恋愛テクニック、メッセージを送る方法などをクライアントに指導するトレーナーのことだ。
このコーチのクライアントは主に男性で、セミナーや個人セッションをするそう。
ある個人セッションで、このコーチのもとにブロンドで彫りの深い、筋肉質のヨーロピアンの男性が来たそうだ。
デーティングコーチは驚き、何か問題でもあるのかと尋ねた。
その男性はクラブに行って女性が話しかけてきても、5分10分話したら、女性たちがいなくなってしまうと話した。
男性は何を言っていいのか分からない、または間違ったことを言ったのではないか、と心配していた。
そこでコーチが男性に真実を伝える。
普通の男性には女性が話しかけてくることなんてないと。
そしたら、男性は「あっ、そうなんですか?」と反応したそうだ。
幼いときからイケメンとして育ったら、こう反応するのも理解できる。
周りの人たちがその人に優しくするのも、先に行動を起こす(本人は何もしなくていい)のも「当たり前」なのだろう。
男性の恋愛において、女性が男性に話しかける(ナンパする)ことは大きな利点である。
このヨーロピアンの方はまさに女性から「内面が知的、おもしろい、親切だと思い込まれていた」のだろう。しかし、話しかけたら期待外れだったと。
このエピソードは以下の動画で視聴可能。
タイトルは「イケメンの特権:神話か現実か?」。
YouTubeチャンネル:High Integrity Skills
動画タイトル:Pretty Privilege for Men: Myth or Reality?
イケメンな犯罪者たちは法にも許される?
こちらも体験談の1つにあった、外見が魅力的な男性は、犯罪で有罪判決を受ける可能性が低い、あるいは軽い刑罰を受ける可能性が高くなる。
その例として、ウェイド・ウィルソンという犯罪者がいる。
「デッドプール」のキャラクターと同じ名前のため、「デッドプール・キラー」と呼ばれている。
顔に大きなタトゥーが入っていて、身長は188cmくらい(推測)と言われている。裁判中のその容姿が「イケメンだから無実にしてほしい」とSNSで話題になった。
結果的には、2024年に第1級殺人罪で死刑判決が下された。
元祖「イケメン犯罪者」といえば、テッド・バンディだ。
彼にもたくさんの女性ファンがいて、ファンレターも受け取ったとか。
それでも死刑は執行されている。
この「外見が魅力的な男性が有罪判決を受ける可能性が低い」というのは、軽犯罪だったら十分に考えられる。
殺人という重大犯罪では、「美形の特権」は適用されにくいようだ。
実際に人が亡くなっている場合は特にそうだ。
ファンの行動は勝手だが、裁判官や陪審員はその外見に影響を受けないで判断を下せている。
出所後のイケメン犯罪者の行方
マグショットをご存知だろうか。警察に逮捕された時に、撮影される人物写真のことだ。
この写真が話題になって、人生が変わった「イケメンすぎる犯罪者」がいる。それが、ジェレミー・ミークスだ。
2014年に銃器の違法所持で逮捕され、約2年3ヶ月の禁固刑を言い渡された。
出所後にはモデル・俳優に転身し、妻子ある身で大富豪の令嬢と不倫をし、子どもまで授かった犯罪者だ。
もし写真が公開されてなかったら、彼は何度も刑務所に入る人生を送っていたかもしれない。
外見が普通の人間だったら、彼のように前科を持ちながらも、大富豪の令嬢と付き合う人生は送れないだろう。
最後に
今回は男性の「イケメンの特権」についてまとめた。
女性の「美形の特権」も驚きだったが、男性の方も相当な内容だった。特に恋愛面で。
冒頭の質問の答えは、やはり、外見が魅力的な男性は「外見が魅力的な女性」より有利な立場にあると考える。
男性は仕事面も恋愛面も有利になるが、女性はその魅力的な外見を仕事にしない限り(モデル・役者・インフルエンサーなど)、外見が活かされる場が少ないと思うからだ。
あと女性には「若さ」という要素も必要である。
それは徐々に無くなっていくものだ。
一方、イケメンな男性は歳を重ねても「イケオジ」と称されチヤホヤされるとは大違いだ。
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一方で、美人やイケメンで損することは?
こちらの記事では、Pretty Privilegeの対義語であるPretty Punishment(プリティ・パニッシュメント)について追求している。
これは、「美しさが原因で受ける罰」、外見が魅力的なほど損する現象だ。
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