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【美しさゆえの代償③】イケメンに嫉妬する男性は暴力的?イケメンは人前で恥をかかされて、いじめられる

実は、美人は得するより損することが多い。その見解は現在ではより浸透している。

美人に嫉妬する女性たちは、美人を攻撃する傾向にある。

外見の良さが、時として同性からの攻撃対象になるのは女性だけではない。

イケメンに対して、外見が普通の男性たちは何を思うのか?

どのようなPretty Punishment(プリティ・パニッシュメント)=「美しさが原因で受ける罰」がイケメンを待ち受けているのか?


おさらい!Pretty Punishmentとは

Pretty Punishment(プリティ・パニッシュメント)とは、「美しさが原因で受ける罰」のことだ。

Beauty Penalty(ビューティ・ペナルティ)とも呼ばれる。

外見が魅力的であるがゆえに直面する"罰"、つまり不当な扱いや人間関係の悩みを指す。

・解雇される
・職場で嫉妬や偏見のターゲットになる
・仕事の実力がないと思われる
・謙虚にさせられる(自慢する、偉ぶることを許されない)
・社会的に孤立させられる
・知性が低いと思われる
・うぬぼれていると思われる
・「消費」「崇拝」されるだけの存在と見られる

上記の例は、性別は関係なく、外見が魅力的な人全般に当てはまる。



男性から男性への「美しさが原因で受ける罰」

以前の記事で取り上げた、イケメンが得している現場に居合わせた体験談を思い出してみてほしい。

外見が魅力的な友達に簡単に彼女ができても、飛行機の隣の席のイケメン男性ばっかりサービスを受けていても、普通の男性は何もできないだろう。

普通の男性が堂々とイケメンを攻撃したら、すぐにLoser(負け犬)扱いされる。そのため、男性はあらゆる"攻撃に見えない"形でイケメンを攻撃する。



受動的攻撃、マウンティング、そしてゲイと勘違い

ここで役立つのがRedditである。参考にした投稿のタイトルは

"What’s the worst thing about being an attractive guy?"

意訳は「魅力的な男性として、1番最悪なことは?」だ。

出典:https://www.reddit.com/r/AskMen/comments/1fukhck/whats_the_worst_thing_about_being_an_attractive/


この投稿のコメントのほとんどは女性に関するものだった。

例えば、「女性に遊び人だと思われる」や「女性に同意なしに体を触られる」など。こちらに関しては、別の記事にしている。


この投稿の中から「イケメンが男性からされた最悪なこと」を探してみた。先ほどの女性のケースに比べたら、コメントの数がとても少ない。内容から、イケメン本人が体験談を語っているため、より主観的な傾向がある。

<ほかの男性からの攻撃>

自分に自信のない男性は、自動的にあなたをライバル視する。

魅力のない男性からの受動的攻撃(Passive Aggressive)に直面する。

私より知識がある、優れていることを見せびらかすために、赤の他人が私に雑学クイズを浴びせてきた。

友達は僕がいる時は絶対に彼女を連れてこようとしない。僕は友達の彼女に手を出したりしないし、友達もそれを分かっているけど、彼女たちを信用していないんだと思う🤷🏻‍♂️

酔った時に女性に性的暴行を受けたが、男たちは誰も同情してくれなかった。女たらしで、それを望んでいたと決めつけていたからだ。

<勘違い>

独身だと変人だと思われてしまう(性別は関係ない?)。

人々はあなたが不安を抱えていることに驚き、それを口にすると冗談を言っていると思われる(性別関係ない?)。

<異性愛規範に基づいた攻撃>

ストレートだと知っていても、友達だと思っていたゲイの男性に「ちょっと試したい」という理由で言い寄られる。それで友情が終わる。

ゲイの男たちが私の写真を盗み、アカウントを作成した。かなり頻繁に人々からメッセージが届き、ちょっと悲しいと同時に面白い。

ゲイだと決めつけられたり、ゲイ呼ばわりされたりした。

誰から言われたのか、という性別が明記されていないものも含んでいる。


受動的攻撃(Passive Aggressive)というのは、不満や怒りを直接的に表現せず、ため息、無視、嫌味、わざと作業を遅らせるなど、受動的な態度で相手を困らせたり、攻撃したりする行動パターンを指す。

ライバル視するというのは女性の場合でも見られる。

外見が魅力的な男性を真正面から攻撃なんてできない。「小さい男」だと思われるからである。

そのため、受動的攻撃が増えるのも理解できる。


知識をひけらかしたり、優れていると見せびらかしたりするのは、マウンティングである。これを女性にする男性もいる。

マウンティングとは、会話や行動で自分の優位性を誇示し、相手を見下す行為のことだ。「自分の方が上だ」と誇示する心理が背景にあり、実は自信のなさや強い承認欲求が原因であることが多い


最後は、男性同士のパワーゲームとはかけ離れる。男性同士の恋愛と友情に関してだ。

服のセンスが良かったり、着飾ることが多かったりすると、ゲイと思われやすくなる。

それが「1番最悪なこと」になるかどうかは分からないが、本人の意図しないセクシュアリティの決めつけ(ラベリング)が苦痛であるということだろう。



優しいイケメンは堂々といじめられる

内容の要約

ここでいい例を見つけた。内容は残酷だが。

それが、Netflix「オフライン ラブ」に出演されていたお笑い芸人の、学生時代の話である。

「オフライン ラブ」は、デジタルデバイスを使わずに、10日間を異国の地で過ごす男女が運命の力だけを頼りに恋愛をするという番組だ。

YouTubeチャンネル:レンタルぶさいく
動画タイトル:【波瀾万丈】イケメンすぎるせいで人生が狂ってしまった芸人 香呑面高ケンスケの悩みを聞こう!イケメンの悩みにぶさいくがメスを入れる…!【レンタルぶさいく】


タイトルの「イケメンすぎるせいで人生が狂ってしまった」やサムネの文字たちから残酷さが伝わってくる。

サムネの真ん中の「面高」は、番組では「ケンスケ」という名前で参加している。こんなにイケメンだが、俳優やモデルではなく、芸人である。

この動画は、面高が小中高の経験を話して、横のお2人がお悩みを解決するという内容で、恋愛リアリティ番組の放送より前に投稿されている。


最初は小学校。1対5でキックベースをさせられた。もちろん彼が「1」で、1人だけども「イケメンオールスターズ」というチーム名をつけられ、1人でゲームの全ての役割をしなければならなかった。

「それに食らいつかないと友達ができなかった」と話している。夏休みの自由研究で作った作品を校舎内で割られたこともあった。


次は中学校。中学校で急にモテ始めたと言っている。左のレンタルぶさいくは「恋愛が本格化するからね」と言っているが、本当にそうだと思う。

そして彼と付き合っているという噂を女子本人たちが流したせいで、二股、三股しているように勘違いされた。

男子たちにも広まったので、対策として、女子たちとは関わらないようにしていた。

中学2年になって好きな女子と付き合い始めたら、それが一斉に学校に広まった。デートで映画を見に行ったら、後ろの席に学校の友達が座っていたそう。マックに行っても、隣の席に友達が座っていた。

その彼女に振られた後は、またモテ始めたが、(男子に)いじられるのが分かっていたので、告白してくる人を全員振った。


また、本人が何かミスをすると、パンツ一丁になって蜘蛛みたい(?)な動きをして女子に近づくという、いじるためのゲームをさせられた。

少しでもためらったら、男子たちは「イケメンだからやらないのか!」と声を浴びせた反面、女子たちは「大丈夫?」と心配していたらしい。

この動作は動画を見ていただければ分かる。一種の罰ゲームである。


あと、隣に女子が座るといじめられるため、男子を座らせていた、というのを卒業するときに先生から聞いた。

最後は高校。坊主になれば今までの仕打ちから抜け出せると思い、坊主になって駅伝部に入った。

部活自体が学校でカーストが低かったため、やっと普通の人として生活ができるようになったと言っている。

大学も普通に過ごしていた。こんな悲惨な学生時代だったが、現在の日常では、イケメンで良いことの方が多いとも言及している。


女性の友達とは恋愛関係になる可能性があるので、友達にはならないようにしていると話している。基本的に女性とは喋らないらしい。勘違いされるからだろう。

コメント欄には

男も相当嫉妬深くて陰湿なんだとわかるな

ガチのいじめで泣く 幸せになってほしい

面高さん大学時代に電車で男からの痴漢にもよくあっていたらしいし、綺麗すぎるのも大変なんだな

気が弱いというか優しいからつけ込まれたんだろうな 美人は基本性格きついのは幼少期散々な目にあってそうなっている子多い

などと、同情する声が集まっていた。


考察

考察するにおいて、考慮しなければならない点がある。これらは小中学校の未成熟な子どもがしたことだ。彼が通学していた学校の地域性も関係すると考えられる。

学校とは閉鎖的な環境で、1日に何時間も同じ人と同じ場所に閉じ込められる場所である。

そのため、彼の経験がイケメンにとって一般的だとは言えない。

とは言いつつ、子どもは残酷なほど正直な生き物である。

未成熟な子どもだからこそ、ここまで愚直で暴力的にできたとも考えられる。大人の社会でこんないじめを見るのが少ないのは、理性やモラルがあるからだ。成熟した大人はここまでしない(例外もあるが)。


高校で駅伝部に入ったのは、元々足が速かった(運動神経が良かった)からだと説明しており、コメントには高身長(178cm)と書いてあったため、中高の頃はすでに背が高かったと考えられる。

彼はただのイケメンではなく、「運動ができる高身長のイケメン」だ。

このような要素は、小中高で人気な男子の条件に当てはまる。

基本的に大人でも同じだ。大人では、定期的にジムに通って鍛えているというのが代替ステータスだろうか。

イケメンをあんなに痛めつけても、男性に対する女性の理想を変えることはできないが。


中学校での蜘蛛のゲームは、Humiliation Ritual(ヒューミリエーション・リチュアル)と言える。

これは「屈辱の儀式」や「恥をかかせる儀式」を意味する。

権力者が特定の相手のプライドを傷つけたり、公の場で恥をかかせたりして、心理的に支配したり権力を誇示する行為を指す言葉である。


上記で触れた受動的攻撃やマウンティングより、公衆の面前での屈辱・人前で恥をかかせることの方が、ダメージが大きい。

なぜなら、多くの人に見られる上にそれがまたゴシップとなって広まるからだ。本人の精神的苦痛も計り知れない。

ほかの男子たちは、イケメンという地位・立場にダメージを与えることで、自身の力を示した。特に、気持ち悪い姿を女子に見せることが重要だったと考えられる。

しかし、嫌われるように仕向けても、女子が心配している時点で勝ち目はなかっただろう。女子にとっては、よりかわいそうに見えて、目が離せなくなるからだ。


コメントでも言及されていたように、気が弱い、優しいという性格も関係している。男らしい性格やナルシストだったら何も手出しができない。

本人も言っている通り、友達でいるためには従うしかない。

その優しさにつけ込む男子たちがここまで暴力的になったのは、イケメンを脅威として認識したからだ。



女性と男性の違い

ここで気づいたことがある。普通の女性から美人への「罰」と、普通の男性からイケメンへの「罰」の違いがある。

外見が魅力的な女性に対して、女性たちは「近寄りがたい」と言ったり、1人だけ遊びに誘わなかったりする。このように友達のグループから追放・仲間外れにする傾向が見える。

一方、バーやクラブなどの異性がいる場所に行くときにだけ誘うという、魅力的な女性を利用する場合もある。その場合は、魅力的な女性の内面を全く知ろうとせず、一方的な利益を求めた関係性ができる。

女性は「内輪の平和」を守るためにこのような行動をする。

また、自分のコンプレックスを感じないようにするためでもある。つまり何かを「守る」ためだ。


しかし、今回の例で、男性たちは外見が魅力的な男性に対して、受動的攻撃、マウンティング、人前で恥をかかせるなどをすることが分かった。

これらは攻撃的な行為であり、全て自分が優位に立っていることを誇示するための行動である。

今回の事例やRedditの傾向から推測されることは、交友関係という点で、男性は、女性のように追放・仲間外れにする傾向は少ない。

友達になって一緒に行動する方が、女性からの注目を得ることができるからかもしれない。それか、身近にいた方がいじめやすいからだ。

男性同士の嫉妬は、相手を排除するのではなく、そばに置いて優位性を示すために利用する。



最後に

以前の記事で、散々「イケメンは美人より得する」と申したが、このエピソードを聞くと全然違うことが分かる。

重要なのは、外見と性格のバランスだ。

ある程度自分に自信を持たないと、周りから舐められて攻撃される。

そういえば、面高のエピソードはドラマの「夢中さ、きみに。」の登場人物に似ている。高橋文哉演じるイケメン男子高校生が坊主にしたり、制服の中に制服を入れて、"モテないように"努力するのである。


関連記事

以下の記事では、外見が魅力的だからこそ不当な扱いを受ける女性のエピソードを紹介している。


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