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三泊四日で宮崎縦断!愛媛からフェリーで行く九州ドライブ旅【八幡浜市】

宮崎という場所は九州の中でもアクセスがしにくい。
同じく九州南部の鹿児島と比較すると、鹿児島が九州道という四車線以上の高速道路と新幹線によって接続されているのに対し、宮崎県内にあるのは大半が二車線の高速道路のみだ
当たり前だが、新幹線など存在しない。

このような事情もあり、遠方から来る人の多くは空路を使い宮崎空港などを利用するだろう。
しかし、私は普通の観光客ではないので空路は使わない
空路の代わりに利用したのは海路、つまりカーフェリーだ。
大分や宮崎は豊後水道を挟んで愛媛県と近接しており、九州東部へ行くのであれば王道を征く関門橋ルートよりも近道になる。

青線部は陸路による関門橋ルート
朱線部は海路によるカーフェリールート

もっとも近道といっても直線距離の話であり、スピードで言えばフェリーは自動車に敵わない。
一分一秒早く到着したいという早さを重視するならば関門橋ルート一択だ。

しかし、船旅では船旅ならではの情緒を楽しむことが出来る
また乗船中はじっくりと休憩できるためドライバーの肉体的負担は軽減されるし、車の負担も多少は軽くなっているだろう。

今回はそんな豊後水道をカーフェリーで横断して九州へ上陸し、主に宮崎県を観光したときの話を書いていこう。
大まかな旅程は、

①愛知から愛媛までの往復及び九州は自走
②愛媛から大分の往復はフェリー

といったところだ。
ちなみに今回は久しぶりの商業施設マニアとゆく旅でもある。

実は友人のマニアもnoteをやっており、同じ旅行を各々の視点から書こうという話になっている。
マニアのnoteアカウントはこれだ。
⬇️

期間は令和8年7月17日から20日までの三泊四日。
夏本番の異常な暑さが牙を剥き始めた頃だった。



道の駅いたの

友美は関係ない

愛知から愛媛までの経路は複数あるが、今回も最短ルートである淡路島経由で四国へ入る。
いつもなら愛媛に着くまでに途中で退出することはないのだが、今回は徳島で降りることにした。
その理由は、ここが「賢い料金」という社会実験の対象となっている道の駅だったからだ。

「賢い料金」というのは、ETC2.0の車載器を搭載した車両で指定された道の駅を利用した場合に限り、高速道路からの一時入退出における乗り直し料金を据え置きにしてくれるという社会実験だ。

要するに、一般道にある道の駅を高速道路のSAやPAと同じ感覚で利用することが出来るというものだが、その活用方法は単なる休憩だけに留まらない。
飲食や買い物もいいが、最も恩恵に預かれるのは給油だ。
高速道路のサービスエリアはガソリンの単価が高いが、この社会実験を利用すれば一般道にあるガソリンスタンドで安価に給油することが可能となるからだ。

実際にどの程度安くなるのか等については過去に記事にしたことがあるので、是非こちらの記事も参照してほしい。
⬇️

今回も道の駅の隣にはガソリンスタンドがあった。
さて、それでは今回はいくらオトクに給油出来たのか。
行きがけにあった宝塚北SAのガソリンスタンドとの価格差は528円だった。
528円だが、この金額は得をした金額ではない。
私は損をしてしまったのだ

一体何を言っているんだってばよ…

と思われた方もいるかもしれない。
実は道の駅いたのに来る前に新名神の宝塚北SAで給油を済ませてしまっていたのだ
道の駅に隣接するガソリンスタンドとSAのリッター単価を比較したところ、次のとおりだった。

  • 宝塚北SA下りSS   ・・・216円/㍑

  • DDセルフ板野インター・・・177円/㍑

SAのガソリン価格が高いのは常識だが、今回の価格差はなんと39円にもなっていた。
ちなみに宝塚北SAのガソリンスタンドではJAF会員限定でリッター単価3円の割引を受けることが可能だが、割引を利用した上で39円の価格差だった。
ないよりマシだが、焼け石に水でもある。
情報弱者は常に損をするのだ

帰宅後に調べて知ったことだが、道の駅いたので「賢い料金」の社会実験が始まったのは令和6年11月6日からだった。
私が前回高松道を利用したのは同月5日、なんと社会実験が開始される前日だった
社会実験の開始日があと一日早ければ、一昨年のうちにここが「賢い料金」の対象となったことを知ることが出来ていただろうし、それを踏まえて給油ポイントを設定していたことだろう。
「賢い料金」を使いこなせず、全く「賢くない」ムーブメントをやらかしてしまった

このように社会実験の対象となるIC及び道の駅は追加される可能性が大いにあるため、出発の直前でいいから対象となる道の駅を確認しておくことを勧める。

四日目、帰路につく際はちゃんと利用した
(左は板野、右は宝塚北でのレシート)
キッチンカーもある
2階にはキッズスペースまで用意されていた

ガソリンの話ばかりしてしまったが、人間の補給も必要だ。
ちょうどいい時間帯だったのでお昼を取ることにしたが、あえて道の駅ではなく近隣の飲食店に足を運んでみることにした。


板野郡藍住町にある麺旋風へ

徳島ラーメンと担々麺のお店に入り、友人は徳島ラーメンを食べ私は黒胡麻担々麺をいただいた。
担々麺というとややドロッとしたスープかと思っていたが、想像していたよりもあっさりしたスープだったのが意外だった。

黒胡麻担々麺だよ、ルリちゃん

八幡浜

八幡浜港フェリーターミナル

フェリーターミナルのある愛媛県八幡浜市へ到着したのは午後3時過ぎだった。
午前7時に一宮市を出発し、休憩しながら走行してもおよそ8時間だ。
乗船予定のフェリーは午後5時40分とかなり余裕があったことから早めにフェリー乗り場での乗船手続をしておこうかと思い窓口へ向かったが、出港の1時間前からしか受付出来ないとのことだった。

なお、臼杵行のフェリーは午後3時35分にも出ており、こちらに乗船することも可能だった。
予約していた便より一本早いが、空きさえあれば柔軟に対応してくれるようだ。
しかしながら商業施設マニアの友人が八幡浜市内にあるフジグランに行くのを楽しみにしており、当初から乗船までの間に時間があれば行こうという話になっていたため、予定どおりの便に乗船することにした。

みんな大好き!ひめぎん

八幡浜に到着し、最初に撮影したのはこの写真だった。
ひめぎん」の四文字を見ると撮影せずにはいられない。
この文字列には、蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブのメンバーである安養寺姫芽(上記画像のアクスタ)と百生吟子のカップリングという意味が込められているのだ。

銀行の愛称を「ひめぎん」にしてくれてありがとう。
この文字列を見るだけで幸せになれる。
愛媛銀行さん、いっそ蓮ノ空とコラボしませんか


道の駅みなとオアシス・八幡浜みなっと

フェリーターミナルの近くにある道の駅へ立ち寄ってみた。
フェリー利用者もターゲットにしているのだろう。
施設全体の規模は大きく、多数の飲食店や売店、観光案内所などが設置されていた。

駐車場も広い

店内では色々なものが売られていたが、中でも目を引いたのはこのみかんジュースの棚だった。
みかんの種類や農園などで分けられた数多くのみかんジュースが販売されており、それぞれに細かく甘さや酸味などについて簡単な説明書きがされていた。
私たちも乗船中に飲むために少量の瓶を一本づつ買っている。


フジグラン北浜

道の駅を出てフェリーターミナルとは反対側に走っていくと、左手にフジグラン北浜店が見えてくる。
あまり大きな建物がない海岸沿いに建っているためよく目立つ。
なお、商業施設についての詳細はマニアのnoteに任せた。
⬇️

またしてもひめぎん
あ~、いいっすね~
フェリーターミナルから見るフジグラン

舌間厳島神社

フジグランへ行った後も少し時間に余裕があったため、市街地からやや離れた場所にあるビュースポットへと足を運んでみた。
厳島神社という名前のとおり、こちらも海中に建てられた鳥居が人気のスポットだ。
しかし、折悪しく干潮だったために映える写真は全く撮れなかった

ただの鳥居になっていた

ここに来るのであれば、あらかじめ潮位をしっかりと調べてから来たほうがいいだろう。
出来るだけ満潮に近いほうが美しい姿を見られるはずだ。

また、近くには駐車場が一切ない
一時的に路駐するしかないので、写真撮影と参拝を済ませたら速やかに立ち去ろう。


宇和島運輸フェリー

八幡浜市内をあちこち回っていたら、あっという間に出航時刻が近付いてきたのでフェリーターミナルへと戻る。
宇和島運輸フェリーの乗り場は二箇所ある。
画像左側が別府航路、右側が臼杵航路だ。
一昨年に訪れた際は別府航路を利用したが、今回は臼杵航路なので右側の乗り場を利用することになった。

れいめい丸
(別府航路)
あけぼの丸
(臼杵航路)

今回も宇和島運輸フェリーの運賃が2割引となるタイアッププランで宿を取っているため、運賃は低く抑えられている。
4m未満の車両1台(乗員1名分込み)と乗員1名で、往復28600円だった。
同じ条件だと片道17200円、往復で34400円かかり、これにJAF割引などの5%割引を適用しても割引適用後の運賃は32680円に留まる。
割引率の高い団体割引や障害者割引を除き個人で利用可能な割引制度における割引率の上限がどれも5%になっていることを鑑みると、宿泊施設とのタイアッププランによる2割引は破格の割引率と言えるのだ

フェリー内部には売店が設けられており、お土産の他にお弁当も販売している。
前回乗船したときも売店でお弁当を買ったが、今回も私は売店のお弁当にすることにした。
特別変わったお弁当というわけではないのだが、フェリーの中で船内の売店で売られているお弁当を食べることで、船旅をしている実感や非日常感を感じたかったことによる。

実は道の駅やフジグランで売られているお弁当などを買って持ち込むことも考えたが、ネットで調べたところ「フェリー内部に電子レンジは置いていない」という回答を見つけたため断念していた。
そして、その答え合わせの結果がこれだ。

情報弱者だってはっきりわかんだね

電子レンジはあった

考えてみれば販売されているお弁当を温めるのに電子レンジくらい使うわけで、置いていないわけがなかったのだ。
Yah◯◯知恵袋のいい加減な回答を信用してはいけない
そして前回利用した際、どうやって自分がお弁当を温めたのかも忘れてしまっていたことになる。
仕方ない、忘れることもある。
にんげんだもの。

前回と全く同じ唐揚げ弁当を買った

ちなみに友人はこの弁当を食べることが出来なかった
私のように乗船後すぐに買わず、30分程度してから売店へ向かうと販売が終了していたらしい。
したがって、売店のお弁当を食べたい人は乗船したら真っ先に売店へ足を運び買うことを勧める

なお、お弁当を買いそこねてもカップラーメンの自販機ならあるので、その場合は日清食品にお世話になる手もアリだ。
特殊な環境で食べるカップラーメンは、それはそれで思い出になることだろう。
事実、この自販機には帰路でお世話になっている
(詳細は後述する)

早めにお弁当を平らげてデッキへと向かう。
見た目は大人、頭脳は子供のままなので、船に乗るといつもワクワクしながらデッキに上がり外を眺めているのだ。

さらば四国
やや曇天なのが残念だった

入れ替わりで八幡浜へ入港してくるフェリーを発見した。
これはオレンジフェリーの船で、宇和島運輸フェリーと同様に八幡浜と臼杵との間を結ぶ航路を運行している。
ライバル会社というわけだ。

佐島
(灯台のある無人島)
佐田岬半島
豊後水道だよ、めぐちゃん
巨大な上路アーチ橋、堀切大橋が見える
(国道197号佐田岬メロディーライン)
最推し

デッキからの眺めを堪能したところで船室内に戻る。
船旅は3時間もあり暇を持て余していたので、とりあえずフジグランで買ってきた推し活用じゃがりこをアクスタと組み合わせて記念撮影していた。

ルリめぐてぇてぇ!!
媛一ひめいちだよ、姫芽
(これがやりたかった)

おやつも食べ終えたので到着まで寝ていようかと思い2等客室へ向かおうとしたら、ノビノビシートという見たことがない客室を見つけたので入ってみることにした。
2等客室と異なり仕切りがあり、パーソナルスペースがある程度確保された新しいタイプの客室だった。
料金は2等客室と変わらないのもありがたい。

2等客室
臼杵港へ

ロビーでは船舶の現在位置と航行速度がモニタに表示されていた。
沖合ではどの程度のスピードが出ていたのか、ちょっと気になる。

いざ人生2度目の大分へ

下船し本日の宿泊地である佐伯市へ
疲れていたのかピンボケしてしまって情けない

この日の宿泊先はルートイン佐伯駅前だ。
臼杵港到着が午後8時過ぎでホテルに到着したのは午後8時40分頃だったので、およそ車で40分程度の距離にある。

私が臼杵で宿を取らずにわざわざ佐伯まで来たのは、臼杵から最寄りのルートインがあったのが佐伯だったからだ
駐車場、朝食バイキング、そして温泉付き大浴場といった私の求める要素が全て完備されている安心感。
コスパ最強、勝手知ったるビジホチェーンに泊まるのが間違いない。
不慣れな土地なら尚更だ。
そういうわけで、この日もホテルルートインにお世話になったのだった。

私がルートインを愛してやまない理由については、こちらの記事を参照して欲しい。
⬇️

217といえば王

ホテルの前を通る道路は、なんと国道217号だった。
蓮ノ空のこと好き好きクラブのみなさんは、この数字を目にすると歯茎を見せながらニチャアと微笑むに違いない。
この時の私も、きっとそんな顔をしていたことだろう

ソファもあり、広めの快適な部屋だった

ちなみに宿泊費は二人で12400円、一人当たりわずか6200円だった。
相変わらず最高のコスパだと思う。

ルートインの宿泊プランは朝食しかつかないが、実は平日に限り別料金で夕食を取ることも出来る。
今まで一度も利用したことは無かったが、今回は友人がフェリー内で夕食を食べそこねてしまったため、この機会に利用してみることにした。
そんな私が注文したのは生姜焼き定食だ。

え?

お前さっき弁当食べただろ

って?

三時間もすれば腹は減るんだよ(デブの思考)。

ごちそうさまでした
野菜もあるから実質カロリーゼロだよね、さやかチャン
ホテルが11周年ということでお菓子をくれた

これで一日目は終了だ。
二日目以降は次の記事で書くとしよう。

二日目はホテルを出て、一気に宮崎県の南端である都井岬へと向かったのだった。

次の記事はこちら。

⬇️


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