カントってけっして抽象的な思考だけを弄ぶ人ではなかったわけですね 超訳プロレゴメナ 107 読書会編 72
超訳プロレゴメナ読書会 第七回から
2018年6月18日(月)に七回目の読書会が、文京区の公民館で開催されました。今回は参加者として名簿にある八人全員が揃うことができました。
第七回で対象としたのは、プロレゴメナの第一節です。しかし第六回に参加できなかった三人のために、序説の最後の箇所を少しだけ振り返ることにしました。
ディスカション
牧野照邦:
第6回の備忘録を読ませていただきました。対象となった箇所はカントの本音が隠れることなく見えるところなんですね。以前からそれに近いことを考えていましたが、備忘録を読みながら、それが確信になりました。
さらには秘密保護法の成立阻止に参加したころの、ぼくの情熱も思い出していました。
第6回の参加者が同じ気持ちでいることは、とても感慨深いものでした。
須田隆夫:
カントってけっして抽象的な思考だけを弄ぶ人ではなかったわけですね。備忘録を読みながらカントがぼくに近づいてきているよう気持ちなってきていました。
池田幸男:
それはぼくも同感です。さらにその抽象的な思考の中にも人間的なものが潜んでいることも再認識させれました。
そしてその結論とも言える下記は、現代の為政者も持っている無意味な施行を嘆いたものだと再認識しました。
雌蜂たちは怠け者の雄蜂を、その群れから追い出した。
