見出し画像

この12節では、ヌーメノンやフェノメノンの概念も登場を待っているように、思えてきますね。それをカントは、叡智的な世界って呼んだわけですね。そこからヌーメノンやフェノメノンが登場するわけですね。 でもこれって、ライプニッツを誤謬に導いたものです… 連載 超訳プロレゴメナ 220 読書会編 151

219

第20回 超訳プロレゴメナ読書会より

ディスカション(承前)

牧野照邦:
 さらに、この12節では、ヌーメノンやフェノメノンの概念も登場を待っているように、思えてきますね。

曽根康夫:
 それは、ぼくも感じています。ここなんか、認識の限界を言っているわけですが、じゃあ認識の限界を超えた世界ってもの、ぼくたちには、どうすることもできない世界ってものも、考えさせれます。
 牧野さんが言っているのはここでは、ないでしょうか?

 これは明らかに、直観が直接に得た総合的命題だ。当然のことだがこの直観は純粋にア・プリオリに与えられたものでなければならない。そうでなければこの問いを、暗黙的な確実なものと観ることはできなくて、経験的な確実性だけを持つものとなるだろう。この場合は、常にそうなっていると解っている時だけしか、ぼくたちの感覚が届く範囲だけでしか有効としか言えない。

第217回 本編37

前島幸太郎:
 それをカントは、叡智的な世界って呼んだわけですね。そこからヌーメノンやフェノメノンが登場するわけですね。
 でもこれって、ライプニッツを誤謬に導いたものです…

池田幸男:
 それを乗り越えたところに、カントの偉大さがあるってことなんですね。

山際このみ:
 その話は次回以降にしない? 荒川ゼミを1年以上履修してれば、納得できる話だけど、そうじゃない人もいるんだから…

栗林雄太:
 ぼくは、荒川ゼミ履修1年未満ですが… でも、いよいよ、コペルニクス的転回が間際に迫ってきたって、予感もしてます

桐川夢見:
 わたし未履修だけど、なんとなく、コペルニクス的転回の予測をしていました。でも、菅原さんや逸見さんは、眼を白黒してるかも… ふふっ…

(菅原、逸見は、社会科学研究会の一員で、桐川夢見と親しい友人)

須田隆雄:
 それは、2月くらいになれば解るはずですよ!

山際このみ:
 菅原さんには、丁寧に説明しなくっちゃね!

 笑い声が全体に響いていた。

(須田隆雄と菅原郁恵は交際している。これは参加者全員がよく知っていることだった)

221

いいなと思ったら応援しよう!