共通テストの出願の流れと確認してほしいこと【大学受験】
「共通テストの申し込みって、学校でやってくれるんじゃないの?」
センター試験や共通一次試験を受けた世代の方には、教室で志願票を書いて、担任の先生が取りまとめてくれた記憶があるかもしれません。
今は違います。高校が志願票をまとめて送る仕組みはなくなり、受験生本人が直接出願します。
結論
共通テストの出願で意識してほしいのは、次の3つです。
・出願は本人が直接する。学校が代わりにまとめてはくれない
・検定料の支払いまでを終えてはじめて出願完了になる
・受験する教科・科目は、併願する大学の条件まで見て決める
出願は本人が進めるものですが、すべてを一人で済ませる必要はありません。特に、お金と受験科目については、親子で確認してほしいと思っています。
出願も受験票も、本人のマイページで
まず、出願者本人が出願サイトにマイページを作り、志願者情報と顔写真、受験する教科を登録します。出願後の確認・訂正も、受験票の取得も、同じマイページです。
受験票は、自分で紙に印刷して当日持っていきます。スマートフォンの画面を見せるだけでは試験場に入れません。これは大学入試センターがはっきり書いていることです。
【参考】2027年度(令和9年度)の日程
・出願内容の登録
9月15日(火)10時〜10月2日(金)17時
・検定料の支払い
10月2日(金)23時59分まで
・内容の確認・訂正
10月9日(金)10時〜10月16日(金)17時
・受験票の取得
12月4日(金)10時〜検定料の支払いまでやれば出願完了
内容を登録しただけでは、出願は完了しません。
「本人が払うつもりでいた」
「保護者が払ってくれていると思っていた」
どちらも起こりえることで、そのまま気づかなければ、手続きは途中で止まったままです。
誰が、どの方法で、いつ払うのか。そして支払いが終わったかどうか。ここは二人で確かめてください。
もう一つ。共通テストへの出願と、各大学への出願は別の手続きです。共通テストの検定料を払えば志望大学への出願も済む、ということはありません。大学ごとの検定料と締切は、募集要項で別に確認しましょう。
受験科目は、併願する大学の条件まで見て決める
登録教科を直せるのは、確認・訂正の期間だけです。あとからいくらでも動かせるものではありません。
第一志望に必要な科目だけでなく、受ける可能性のある大学の条件まで調べてください。私立大学の共通テスト利用入試は、方式ごとに使える科目が違います。必要な科目が抜けていないか、募集要項と照らし合わせます。
必要科目を確かめること自体は、出願がWebになって新しく生まれた作業ではありません。手続きが変わっても、ここは変わりません。
親子で確認することと、保護者が代わりに進めることは違う
保護者が手伝うこと自体が悪いとは、僕は思いません。
それでも、本人が「何を登録して、何が終わっているか」を自分の言葉で言える状態にしておいてほしいと思います。自分の受験の手続きだからです。
お金と科目は相談していい。ただし画面を操作するのは本人。そのうえで間違いがないかを二人で見る。この形がよいと思います。
最後に
今日できることを一つだけ挙げます。
検定料を、誰が、どの方法で、いつ払うのかを決めてください。支払いはクレジットカード、コンビニ、Pay-easy から選べます。
決めたら、10月2日と10月16日をカレンダーに入れる。出願はそこから始まります。
