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新刊『チームプレーの天才』の紙面ボリュームの都合上カットになった原稿を公開します(その4:動機づけ、2つの対象)

沢渡あまねと下總良則先生の新刊『チームプレーの天才~誰とでもうまく仕事を進められる人がやっていること』(ダイヤモンド社)(テーマ:共創デザイン)に、紙面ボリュームの都合上掲載できなかった内容をnoteで発信していきます。

この記事はその第四弾。

第2章「「動機」に寄り添う(動機のデザイン)」に掲載したかった文章を公開します。本書と併せて、皆さんの日々のお仕事やチーム創り、組織創りにお役立てください。

なお、第一弾、第二弾、第三弾、第五弾は以下です。

動機づけ、2つの対象

動機づけをする対象は2つです。その2つとは自分と相手です。自チームと他チーム、自組織と他組織などと読み替えても良いかもしれません。共創を仕掛ける側と、仕掛けられる側と言っても良いでしょう。

うまく共創する人たちは自分と相手、双方の状態(外部環境、内部環境、制約条件、意欲や能力など)をよく観察しながら、かつ対話などを重ねながら合意形成をしてものごとを進めていきます。

動機づけ、2つの対象

どちらか一方の事情だけに重きを置きすぎると、最初は良くてもどこかで関係に解れ(ほつれ)が生じたり、活動を続けるモチベーションが継続せず空中分解するでしょう。

例えばA社が発案者となり、地域の企業10社を集めて共創で地域イベントを企画するとします。手始めに手あたり次第テレアポで、地域の100社を対象に社長に説明をすることになったとしましょう。

この時、もしA社の企画メンバーが皆テレアポが苦手だったとしたら、「やらされ感」が芽生えモチベーションも継続しにくい。テレアポを受けた地域企業も、突然の入電で不快な気持ちで拒否するかもしれません。仮に社長がその場で話を聞いてくれて担当者を任命してくれたとしても、安心はできません。その担当者は、なぜ自分が呼ばれたのか分からず、「社長の指示だから来た」「忙しいのに、勘弁して欲しい」などやらされ感で参画。それでは、やはり共創関係でものごとを進めるのは難しいでしょう。

共創上手な人たちは、自分と相手、双方のコンディションに配慮しています。

次に、自分と相手それぞれの状態を把握(または推測)します。

ここで言う状態とは、外部環境、内部環境、制約条件、意欲や能力などです。自分または相手の動機づけの状態を把握するための、4象限のマトリクスを作成してみました。このマトリクスに当てはめて、自分もしくは相手がそのテーマに対して、どのような状態なのかを推測してみましょう。そして、どのようなアプローチで動機づけをしていったらよいのか戦略を練りましょう。

(この続きは、第五弾にて)

関連書籍・プログラム

共創デザインに関連する書籍、および私たちが展開するプログラムなどを紹介します。

僕たち(あまねキャリア)のサイトです。共創デザインの解説、および組織への実装支援も致します。