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ライトブリンガーズ通信(26/8/30号)


■日本人作者によるRQGシナリオがJonstown Compendiumに登場

8月27日、カシワのクマさん(@Wiz_Tonokuma)の『星の火の尾根に潜む影と光』がJonstown Compendiumで公開されました。
日本人作者による日本オリジナルのルーンクエスト(RQG)シナリオがJonstown Compendiumに登場するのは、これが初めてです。

星の火の尾根に潜む影と光(作:カシワのクマ。PDF 480円、39ページ、DriveThruRPG)。
真竜の目覚め直後の1625年闇の季、女王レイカの命を受けた冒険者たちが、コリマー部族の領内に住み着いた「侵入者」の正体を調べに山奥へ向かいます。
試されるのは剣ではなく決断で、閉幕の「女王への報告」には複数の結末が用意されています。
作成済みのプレイヤー用キャラクターも収録されており、すぐに卓を立てられます。

作者ご本人の公開告知はこちらです。

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■りーちんぐむーんさんの新作シナリオ集『かたつむり大好き』が通販開始

夏のコミケで頒布された、りーちんぐむーんさん(@TRPGspaceRMoon)のシナリオ集です。
パヴィスの大廃都を舞台にしたシナリオを2本収録し、うち1本がRQG用、もう1本がRuneQuest Classic用となっています。
プレイヤー4名から5名、所要時間3時間を想定した長さで、1回のセッションで1本遊べます。24ページ、500円(送料300円)です。

通販ページの直リンクはこちらです

前作『かぼちゃ大好き』も引き続き通販中です。

なお8月15日のコミケットでは、りーちんぐむーんさんのブース(土曜東チ39-b)で『ヴィンガの浅瀬』『黒き槍』『シックス・シーズンズ・イン・サーター』『グラマーの歩き方』などの物理本も委託販売されました。

■今後の翻訳予定から2冊

8月16日、翻訳を進めている2冊を予告しました。いずれも書名は仮題で、価格と発売時期は未定です。

ルーンクエストがよくわかる本:RQプレイヤーズコンパニオン(仮)

原題:Player's Companion to Roleplaying in Glorantha。著:Paul J. Watts。原著221ページ。
コアルールブックを買ったものの、グローランサという世界がよくわからない。キャラクター作成ルール「ファミリーヒストリー」の選択肢の意味は何か。
ルーンクエストを始めた人がぶつかる壁に、プレイヤー向けの解説をつけた副読本です。
前半は設定とルールの要点整理、後半は新しい出身地8種、職業17種、カルト15種などの追加ルール集という構成です。

グローランサの財宝(仮)

原題:Treasures of Glorantha: Volume One – Dragon Pass。著:Akhelas(Austin Conrad)ほか。原著61ページ。
ドラゴン・パス各地に伝わる魔術アイテム30点を収録した財宝カタログです。第2版(旧版)ルーンクエストのサプリメント『Plunder』の現代版と言うのが早いかもしれません。
Jonstown Compendiumで36件のレビューの平均4.8点という評価を得ている一冊です。

■メンバーシップマガジン更新

「ジャクサルテ・ワイデッドの手記」シリーズの翻訳を2本公開しました。
1990年代のファンジン『Tales of the Reaching Moon』に掲載された、マイケル・オブライエンによるジャクサルテの物語です。

1本目は紹介とNPCデータです。

2本目の「辺境地帯のジャクサルテ」は、旧ルーンクエスト2版の傑作シナリオ集『Borderlands』の舞台を、ルナーの若い役人の日記から眺める一篇です。

あわせて、ルーンクエストの遊び方の流儀「MOBのマキシマム・ゲーム・ファン(MGF)」も紹介しました。
ルールの厳密さより「いちばん楽しい展開」を優先しなさいという、ケイオシアムのMOB氏が長年実践してきた考え方です。

ワンコロさんは、この記事を読んで特徴表を100個自作し、実際に振ってみた結果を投稿してくださいました。

■プレイエイド「キャラ作成サマリ」を再アップロードしました

不具合でダウンロードできなくなっていた「ルーンクエスト キャラ作成サマリ」のPDFを、8月29日に再アップロードしました。

■海外の新刊とコミュニティの動き

①Children of the Flame

海外のRQGサプリメント。128ページ。ルナー帝国に解体されたダンディーロス部族の再興を描く、全6シナリオのキャンペーンです。
真竜の目覚め後のドラゴン・パスで、PCが反乱の炎を再び灯します。

Children of the Flame の直リンクはこちらです

②台湾語版ルーンクエストの展開

もぶさん(@RQ_Inn_Official)が、台湾でのルーンクエスト普及企画を始めたことを報告しています。現在PDFを制作中とのことです。

■遊んだ方からの声

8月中旬は、初めてルーンクエストを遊んだという報告が続きました。
とととさんからは、スターターセットのソロクエストと戦闘についての感想をいただいています。

なお、無料で遊べるシナリオのまとめマガジンも引き続き公開しています。
当会の翻訳物だけでなく、有志の翻訳者やオリジナル作品の制作者によるシナリオも収めています。

■ルールQ&Aピックアップ🖋

Q. 〈忍び歩き〉で気付かれずに接近した奇襲では、奇襲された側は行動宣言も防御もできず、一方的に攻撃されるのでしょうか?

A. ルーンクエスト(RQG)には「奇襲側だけの特別なラウンド」という手順はなく、完全な奇襲も通常の戦闘ラウンドの中で処理されます。
気づいていない相手への攻撃は命中率+40%で、〈回避〉も受けも使えないため、最初の1撃は防御不能です。ただし自動命中ではありません。
詳細は回答をご覧ください。

Q. 精霊魔術《早足》のSR-1は、修正表と同じく最終SRに適用するのでしょうか。それとも移動によるSR加算への修正として使うのでしょうか?

A. 移動した場合の最終SRはどちらでも同じで、差が出るのは移動しなかった場合です。回答では、処理が単純で呪文1点分の価値としても妥当という理由から、最終SRに-1する解釈を推しています。

Q. 精霊魔術《機敏》はDEX+3の効果ですが、すでにDEX19(DEXSR0)のキャラクターは恩恵を受けられないのでしょうか?

A. 受けられます。機敏》の「SR-1」はDEXSR表を引き直す処理ではなく、持続時間中、最終的なストライクランクから一律に1を引く固定効果です。

Q. ストライクランク修正表の「3mごとに+1」は、移動力(MOV)8の人間を基準に考えるべきでしょうか?

A. 3mごとに+1は絶対距離で、MOVによる補正はかかりません。
高い移動力の利点はSRの効率ではなく到達距離にあり、追撃や離脱、間合いの取り直しで差が出ます。

■質問箱(mond)のご案内

ルーンクエストやグローランサについての質問を、mondで受け付けています。ルールの疑問から世界設定の細かい話まで、お気軽にどうぞ。