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🧺 日常の余白|子どもの今を、感情ごと残してきた50記事

「日常の余白」を書き始めてから、
気づけば50記事になりました。

50記事。

数字にしてみると、
思っていたより多いような、
でも、まだまだ少ないような、
少し不思議な感覚でいます。

写真には残らなかった子どもたちとの時間を、
その時の気持ちごと、言葉で残しておく。

私にとっての「日常の余白」は、
たぶん、そんな場所なんだろうなと思っています。

あとから読み返したときに、
その日の温度を少し思い出せるような、
父親としての日常の記録でもあります。


このnoteでは、
仕事のことや、
一週間の振り返りも書いてきました。

その中で「日常の余白」は、
家の中や、
子どもたちとの時間、
日々の暮らしの途中で立ち止まったことを、
少しずつ置いてきた場所です。

特別な出来事を書いてきたわけではありません。

洗濯物を畳んでいたり、
朝、幼稚園に行く前だったり、
帰ってきたあとのリビング。

ご飯の後の食卓の下だったり、
玄関で靴を履くまでの時間。

そのまま過ぎていけば、
きっと何もなかった日として
終わっていたような、
よくある日常の一場面ばかりです。

でも、あとから思い返すと、
そういう何でもない場面の中に、
その日の自分の気持ちが残っていることがありました。

写真のような。
動画のような。

でも、景色だけではなくて、
その時の気持ちも一緒に切り取って、
もう一度、大切に置き直すようなもの。

そのときは忙しくて、
ちゃんと味わえなかった、
だけど、あとからじわっと戻ってくる。

そういうものを、
言葉にして残してきました。


うまくできた日の記録ばかりではありません。

迷った日もあります。
思うようにいかなかった朝もあります。

子どもの成長がうれしいのに、
少し寂しくて素直に喜べなかった日もあります。

でも、そういう日も含めて、
あとから見返したときに、

ああ、ちゃんと暮らしていたんだな。

そんなふうに思えるようになってきました。

日々を置き直す場所。

「日常の余白」は、
いつのまにか、
そんな場所になっていたのかなと思います。

ひとつひとつは小さな出来事ですが、
並べてみると、
子どもたちが少しずつ大きくなっていく時間と、
そのそばにいた自分の気持ちが、
ゆっくり残っているようにも感じます。


今日は、50記事の中から、
この場所の空気が伝わりやすいものを、
少し置いておきます。

どれも、大きな出来事ではありません。

でも、読んだあとに、
ご自身の暮らしのどこかを
少し思い出してもらえたらうれしいです。


洗濯して戻ってきた、ごはん|🧺 日常の余白

早速うちの特殊ケースだったらごめんなさい。
洗濯物の中から出てきた小さなごはんつぶに、
家の時間が残っていた日のこと。


「今日いちばんになれる?」と聞かれた朝|🧺 日常の余白

幼稚園の門が開く前に着きたかった末っ子と、
その背中を少しだけ遠く感じた朝のこと。


家では聞けなくなった声が、グラウンドに響いていた日|🧺 日常の余白

少しずつ言葉が減ってきた長男が、 親の知らない場所で、 仲間を支える声を出していた日のこと。


今年のパパは、押さえるだけだった|🧺 日常の余白

手を出すことではなく、
そばで支えることに気づいた日のこと。


しーっ、と言われた朝に気づいたこと|🧺 日常の余白

子どもの小さな「しーっ」の中に、
守りたい世界があると感じた朝のこと。


「パパいや」から、始まる末っ子との追いかけっこ|🧺 日常の余白

少しさみしい言葉のあとに、
末っ子なりの甘え方が見えてきた日のこと。


まだ小さな背中に、ランドセルが似合いはじめた日|🧺 日常の余白

いつのまにか、
子どもの背中に成長が混ざっていた日のこと。


ここまで書いても、
何かがはっきり分かったわけではありません。

ただ、前より少しだけ、
通り過ぎてしまいそうなものに
目を向けるようになった気がしています。

毎日は、
思っているより速く過ぎていきます。

ばたばたした朝も、
食卓の小さな汚れも、
子どもの言い間違いも、
そのうち当たり前ではなくなっていく。

3人の子どもたちが教えてくれています。

そのことに気づくたびに、
何でもない日を、
何でもないまま終わらせたくないと思います。

大げさに残したいわけではありません。
きれいな思い出にしたいわけでもありません。

ただ、そのとき確かにあった気持ちを、
あとからもう一度手に取れるくらいの形で、
置いておきたい。

子どもの今を残すことは、
その子を見ていた自分の思いも、
少し一緒に残しておくことでもあるのかもしれません。

これからも、「日常の余白」は、
そんな場所として続けていけたらと思っています。


🧺 日常の余白|マガジン

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