共感しすぎて疲れるあなたへ──私にとっての幸せのかたち
“誰かの涙に気づいても、すぐに拭ってあげないこと”
“その人が自分の手で拭えるように、そばにいること”
わたしはずっと、やさしさとは、近づくことだと思っていた。
でも今は、“そばにいて、侵さないこと”こそ、ほんとうのやさしさかもしれない。
むきだしのまま人と関わって、すり減った時間を経て、
わたしはようやく、感受性と境界線、その両方を持つ関係を、
求めていたことに気がついた。
感受性が高い人、共感力が高い人っていうと、やさしい人かな?って思うかもしれない。でも、それはたぶん違う。
わたしがそう思うようになったのは、まだ最近のこと。
たとえば、目の前で困っている人がいる。
泣いている子ども。怒っている大人。沈黙するパートナー。
“わたし”と“あなた”の間の膜がうすくなって、
その人の痛みが、まるで自分の痛みのように入ってきてしまう。
“わたしの中の「境界」が消えていく”。
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わたしは、それが「やさしさ」だと思っていた。
でも、違った。
感受性が高いということは、世界のノイズを受信しやすいというだけ。
そこに境界線がなければ、それはただの“むきだしの受信機”になる。
そして、それはとても、壊れやすい。
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わたしがこれまで関わってきた多くの人たちは、
そのわたしの“むきだしのやさしさ”を「愛」だと勘違いした。
でも、それは自分をすり減らしながら与えるものでしかなかった。
わたしはそれを、もう愛とは呼ばない。
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わたしは今、
「感受性と境界線のどちらもある人」
つまり、“軽くて深い人”を求めている。
そういう人は、きっとまだ少ないけど、
「育てること」は、できるかもしれない。
わたし自身は、そんな人になれるかな。
そして──もし、わたしがその人になれたなら、
出会いは、きっと、訪れる。
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読んでくれて、ありがとう。
あなたが、ここにいてくれてよかった。
よければ、ひとことだけでも、残していってね。
still.
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