『波うららかに、めおと日和』第4話レビュー|彼に沼る手前で、私の原作愛がざわついた。
“あの瀧昌”は、私の知ってる瀧昌じゃなかった。
📺 ドラマ『波うらかに、めおと日和』第4話 原作比較レビュー
今回は瀧昌の過去が明かされ、なつ美との心の距離が大きく動く回でした。
でも原作ファンとして、正直に言わせてください。
この瀧昌は、ちょっと違った。
🖌️今回のエピソードは、原作漫画の
21話→20話→22話(部分)→23話→24話→20話→24話
少し時系列が前後しながら描かれていました
📚 第4話 あらすじ(※視聴済の方はスキップOK)
花筏の会に参加したなつ美は、潤子から「旦那さんの過去も知るべき」と言われ、瀧昌のことが気にかかる。
そんな中ふみことライスカレーを作る時間があり、郁子から瀧昌の過去について打ち明けられる場面も。
一方、妹のふゆ子&瀬田が訪ねてきて、瀧昌が瀬田を投げ飛ばすハプニングも。
夜、瀧昌は自分の過去をなつ美に語り、ふたりの絆が少しだけ近づいたように思えた──
が、最後に潤子から「艦が沈んだ」という不穏な知らせが届いて……。
🫖 花筏の会、原作にはない緊張感!
まずは「花筏の会」からスタート。
お茶をこぼしそうになるシーンは原作になく、
会長の圧も強くて…手で目を覆いながら見守りました(笑)

とはいえ、進行は原作通りで安心。
芙美子がなつ美を見守る視線があたたかくて、
ここからの“女の友情”も楽しみです。
そしてこの場面で印象的だったのが、潤子さんの一言。
「旦那さんの過去も、ちゃんと知っておいたほうがいいわよ。」
このセリフ、実は原作にはなかった台詞なんですよね。
でもこれがあることで、
なつ美が「瀧昌の過去」に自然と意識を向ける導線になっていて、
ドラマとしての構成はすごくスムーズだったなと感じました。
そんな緊張感のある空気の中で、
ひときわ目を引いたのが、芙美子の視線。
強くて、でもどこか温かくて、なつ美をそっと支えるようなまなざし。
そしてここで大声で言いたい──
芙美子役、山本舞香さんキャスティングした人、天才ですか!?!?

正直、最初に名前を聞いたときはびっくりしました。
バラエティで見せるサバサバ系のイメージが強かったし、「芙美子っぽい…?」とちょっと思ってました。
……が、完全に裏切られました。
むしろこの“芯の強さ×美しさ”という絶妙なバランス、山本舞香ちゃんしか出せない!
品がありつつも、なつ美をそっと見守る柔らかさ。
でも時にピシッと物を言える頼もしさ。
原作芙美子の“現代に通じる凛とした女性像”を、しっかり掴んで演じてくれていて、
そんな役も似合うだなんて
「企画側に絶対ファンいるでしょ」と思わずにいられなかった(笑)
この先、芙美子が活躍するシーンがたくさん待っているので──
芙美子推しとしては、もう期待しかありません!!
🍛 ライスカレーと、芙美子の優しさ
花筏の会のあと。
なつ美を心配してやってきた芙美子が、一緒にライスカレーを作ってくれるシーン。
女給さん姿のなつ美、かわいすぎました…!

そのあと郁子さんが「瀧昌は自分を軽んじるところがあるから、2人の結婚を急かしてしまった」と打ち明けるのですが──
原作ではこのあと、芙美子が自分の言葉で郁子さんに返す場面があるんです。
彼女の魅力がにじむ名シーンだったのに…
どうしてカットしちゃったのーーーー!?
このセリフがあったら、もっと芙美子という人の輪郭がくっきり見えたはず。
ほんの数行でもいいから…入れてほしかった…悔しいです。
🧍♂️ 投げ飛ばされた瀬田くんと、うぶ瀧昌のやきもち
ふゆちゃんと瀬田くんがやってくるシーン、空気が一気ににぎやかに!
そしてもちろん、原作通り瀬田くんは瀧昌に投げ飛ばされます(笑)

しかも、
「自分の好みを理解してくれてありがたい」って静かにマウントを取っておきながら、
なつ美に「瀬田くんのは渋めに淹れたから」とお茶を出すところをみる瀧昌。
ブーメラン食らってるやん😂
このあたりの細かい演出、ジワジワ笑えるし、
「このもやっと」がなにかわかってないのも
ドラマ版の“うぶうぶ瀧昌”というキャラ像にハマってて良いなと思いました。
それにしても、瀬田くん。
こんな登場少しなのにキャラ立ちしすぎでは!?
“いいやつだけどお友達”な感じ、絶妙。
ふゆちゃんとの距離感も、今後どう絡んでくるのか楽しみです◎
📖 “過去”を描く瀧昌に、私は揺れた(悔しさと、ちょっとだけの違和感)
ここが、今回いちばんモヤモヤしたポイントです。
「俺と結婚しない方がよかったかも知れませんね」
いやいやいや、それ誰…!?
私が知ってる瀧昌は、そんな“綺麗に感情を並べる人”じゃないんだよおおお!!
彼は不器用で、でもだからこそ
「言葉にしない優しさ」が自然とにじむ人だったはず。
その彼が、自分を責めるような言葉でなつ美に距離を置こうとするなんて…
親戚の家での話だって、原作では「暴れて出て行った」って笑い話のように軽く語るからこそ切なかったのに、
ドラマではしっとりBGMと表情で“重さ”を重ねていくばかりで──
もちろん、本田響矢くん自身は、
この“瀧昌像”を丁寧に演じていたと思います。
でも、それでもどこか、私の中で「あの瀧昌とは違う」という引っかかりが消えなくて。
脚本や演出が描こうとした瀧昌と、
原作で感じた“彼らしさ”のズレ。
それが、自分の中でどうにも埋まらなかったのが正直なところです。
そしてもうひとつ。
原作で瀧昌の“過去”に希望をくれた、柴原さんの存在が描かれなかったことも少し惜しくて。
彼の人生を変えた、ほんの短いやりとり。
あの静かな優しさがあったからこそ、瀧昌は“生き直す決意”と“海軍への憧れ”を取り戻せたんじゃないかなって。
あの人との出会いが、未来に光を差してくれていた。
だからこそ、ワンカットだけでも…観たかったなあと思ってしまいました。
…実はこの回を見終わって、
5話を観るのを2週間も空けてしまいました…
それくらい、「自分が原作で好きな瀧昌」とのズレに、正直揺れました。
🌌 「綺麗」は、なつ美の“伝え方”
流れ星のシーン、静かで美しくて、ここだけ映画のワンシーンのようでした。
なつ美が「星が綺麗だなあ」と言ったのは、
ただ夜空に感動したからじゃない。
瀧昌のことを思って、自然と涙があふれてきて、でもその理由をうまく言葉にできなかったから。
だから代わりに
「星が綺麗だなあと思って」と。
――つまりそれは、「あなたがいてくれて嬉しい」の裏返し。
2話での「貝殻、綺麗ですね」もそう。
なつ美は、まっすぐ愛を伝える時、“風景や物”を使って気持ちを託す人なんです。(2話レビュー参照)
これが、奥ゆかしさなのか、
昭和の女性の“ことばにならない愛しさ”*なのか
どちらにしても、まっすぐ届いてきた。
ああ、なつ美ってほんとうに“言葉にならない愛しさ”を知ってる人なんだなぁって、しみじみ思いました。
⚓️ 潤子のセリフで始まり、潤子のセリフで終わった回だった。
なつ美が瀧昌の過去に意識を向ける“きっかけ”になったのも、
ラストで視聴者にざわっと不安を残してくれたのも
どちらも、潤子さんのひとこと。
セリフは少ないのに、印象は強い。
この回、はじまりもおわりも潤子さんの言葉が
が効いてたなぁ。
👀 京子ちゃん&響矢くん“らしさ”がチラ見え
ここまで語っておいてなんですが──
役を演じながらも、ところどころ“本人ぽさ”がチラ見えするのも楽しみのひとつ。
今回そんな場面が多かったのでピックアップしました
なつ美の「ふゆちゃんったらやめてよ〜」の言い方、
ちょっと芳根京子ちゃんの素のテンションに見えて、ほっこり。
響矢くんも、「おまえはMだからな」、「言って」などどこか過去作で聞いたことのあるようなトーンで話していて、
あ〜響矢くんだなぁと、推しとしては思わずニヤリ。
そして、あのキャラメル落としちゃうとこも響矢くんぽいなぁと。
(後日談:こちらインタビューで落としたのがそのまま使えたと言ってました。笑)
役と演者の境界線がふと揺らぐ、その一瞬。
そんな瞬間も、ドラマを観る楽しみのひとつかもしれません。
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ここまで読んでくださって、ありがとうございます☺️
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他にも、本田響矢くんについて色々書いてるので
よかったら、のぞいていってください🫶
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🎬 作品レビュー・感想まとめ
🌸『波うらかに、めおと日和』原作比較レビュー
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原作が好きな人も、響矢くんが気になる人も。
今、ちょっとでも心が動いたなら、
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気づけばきっと、推し活が始まっているから。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🌙
