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退職届の書き方|退職願との違い・提出タイミング・封筒の書き方まで整理

退職したい。

でも、退職届をどう書けばいいのか分からない。

私も退職を考えていたとき、退職届の書き方でかなり迷いました。

退職願と退職届は何が違うのか。

手書きの方がいいのか。

パソコンで作ってもいいのか。

退職理由はどこまで書くのか。

上司に手渡しするのか。

郵送でもいいのか。

調べれば調べるほど、細かいことが気になって不安になりました。

ただ、実際に整理してみると、退職届そのものはそこまで複雑ではありません。

大切なのは、感情を書きすぎず、必要なことを淡々と書くことです。

この記事では、退職届の基本的な書き方、退職願との違い、提出タイミング、封筒の書き方、提出後に確認することを整理します。

退職届を書く前に不安を減らしたい方は、確認用として読んでください。

この記事で分かること

この記事では、次のことを整理します。

・退職願と退職届の違い
・退職届を書く前に確認すること
・退職届の基本的な書き方
・退職理由の書き方
・退職届を提出するタイミング
・封筒の書き方
・手渡しと郵送の注意点
・退職届を出した後に確認すること
・会社と揉めそうな場合の考え方


先に結論

退職届を書くときに大切なのは、次の5つです。

【1】会社のルールを確認する

まず、会社指定の退職届があるか確認します。

会社によっては、所定の書式が用意されている場合があります。

【2】退職理由は「一身上の都合」でよい場合が多い

自己都合退職の場合、退職届に細かい不満や事情を書く必要はありません。

基本的には「一身上の都合」と書く形で十分なことが多いです。

【3】退職日は必ず確認してから書く

退職届には退職日を書くことが多いです。

そのため、上司や会社と退職日を確認してから書いた方が安心です。

【4】感情を書きすぎない

退職届は、気持ちを伝える手紙ではなく、退職の意思を正式に伝える書類です。

会社への不満や細かい経緯は書かない方が無難です。

【5】提出後の流れも確認する

退職届を出して終わりではありません。

退職日、有給消化、引き継ぎ、必要書類、返却物なども確認しておく必要があります。

退職を伝えた後にやることはこちらにまとめています。

退職願と退職届の違い

退職について調べると、「退職願」と「退職届」という言葉が出てきます。

この違いが分からず、不安になる方も多いと思います。

ざっくり整理すると、次のような違いがあります。

退職願

退職願は、会社に対して「退職したいです」と願い出る書類です。

退職の相談や申し出に近い意味合いがあります。

退職届

退職届は、会社に対して「退職します」と正式に届け出る書類です。

退職の意思を明確に伝える書類です。

迷ったら会社に確認する

ただし、実際には会社によって扱いが違うことがあります。

会社指定の様式がある場合もあります。

迷った場合は、

「退職届の会社指定様式はありますか」

と確認するのが一番確実です。

退職届を書く前に確認すること

退職届を書く前に、次のことを確認しておくと安心です。

・会社指定の書式があるか
・退職日はいつか
・最終出勤日はいつか
・有給消化をするか
・提出先は誰か
・手渡しか郵送か
・提出日をいつにするか

特に大事なのは、退職日です。

退職届には退職日を書くため、退職日があいまいなまま作成すると、後から修正が必要になることがあります。

退職日と最終出勤日は同じとは限りません。

たとえば、6月15日を最終出勤日にして、その後に有給休暇を消化し、6月30日退職にする場合があります。

この場合は、

最終出勤日:6月15日
退職日:6月30日

となります。

退職届に書くのは、基本的に「退職日」です。

退職届の基本的な書き方

退職届は、難しい文章にする必要はありません。

基本的には、次の内容が入っていれば十分です。

・表題
・退職理由
・退職日
・提出日
・所属
・氏名
・宛名

退職届の文例

退職届

このたび、一身上の都合により、令和〇年〇月〇日をもって退職いたします。

令和〇年〇月〇日

〇〇部〇〇課
氏名 〇〇〇〇

株式会社〇〇
代表取締役 〇〇〇〇 殿

会社によっては、宛名を代表取締役ではなく、所属長や人事部宛にする場合もあります。

会社のルールがある場合は、それに従ってください。

退職理由はどう書けばいいか

自己都合で退職する場合、退職理由は「一身上の都合」と書くことが多いです。

退職届に、

人間関係がつらい
上司と合わない
体調を崩した
会社に不信感がある
仕事内容が合わない

などを細かく書く必要はありません。

むしろ、退職届に感情や不満を書きすぎると、後からトラブルになる可能性があります。

退職届は、退職の意思を伝えるための書類です。

気持ちを全部書く必要はありません。

手書きとパソコン、どちらがいいか

退職届は、手書きでもパソコン作成でも問題ないことが多いです。

ただし、会社によっては手書きを求められる場合もあります。

不安な場合は、会社に確認してください。

退職届について、会社指定の様式や手書き指定はありますでしょうか。

このように聞けば十分です。

私なら、会社指定がなければ、パソコンで作成して印刷し、署名部分だけ手書きにする形にします。

読みやすく、控えも残しやすいからです。

退職届を提出するタイミング

退職届を提出するタイミングは、退職の意思を伝えた後が自然です。

いきなり退職届だけを出すより、まず上司に退職の意思を伝え、その後に退職届を提出する流れが一般的です。

ただし、会社と直接話すのが難しい場合や、体調が悪い場合は、郵送で提出することもあります。

基本の流れ

1. 退職の意思を固める
2. 上司に退職を伝える
3. 退職日を確認する
4. 退職届を作成する
5. 退職届を提出する
6. 有給・引き継ぎ・必要書類を確認する

退職を上司に伝えるのが不安な方はこちらにまとめています。

最初の一言や引き止められたときの返し方はこちらです。

封筒の書き方

退職届を封筒に入れて提出する場合は、白い無地の封筒を使うことが多いです。

封筒の表には、中央に「退職届」と書きます。

裏面には、自分の所属と氏名を書きます。

封筒の表

退職届

封筒の裏

〇〇部〇〇課
氏名 〇〇〇〇

封筒は、のりで封をする場合もありますが、会社に手渡しする場合は封をしないこともあります。

会社指定のルールがあれば、それに従ってください。

手渡しする場合の注意点

退職届を手渡しする場合は、直属の上司に渡すことが多いです。

渡すときは、長く説明しすぎなくて大丈夫です。

手渡しするときの一言

先日お伝えした退職の件について、退職届を提出させていただきます。
ご確認をお願いいたします。

これくらいで十分です。

退職届を渡す場面で、退職理由を細かく説明し直す必要はありません。

すでに退職の意思を伝えているなら、淡々と提出すれば大丈夫です。

郵送する場合の注意点

会社と直接会うのが難しい場合や、体調不良で出社できない場合は、退職届を郵送することもあります。

郵送する場合は、送った記録が残る方法を使うと安心です。

また、退職届だけを突然送るより、事前にメールや電話で退職の意思を伝えておく方がトラブルを減らしやすいです。

郵送前に送る文例

退職届を郵送にて提出させていただきます。
到着後、ご確認をお願いいたします。
退職日や今後の手続きについて、必要な事項がありましたらご連絡ください。

郵送で提出する場合も、退職日や必要書類の確認は忘れないようにします。

退職届を受け取ってもらえない場合

会社によっては、退職届を受け取ってもらえないことがあります。

「今は困る」

「後任が決まるまで待って」

「契約期間中だから無理」

「退職は認めない」

と言われることもあります。

このような場合は、一人で抱え込まない方がいいです。

特に、

・有期契約で退職を止められている
・損害賠償をほのめかされた
・有給を使わせないと言われた
・ハラスメントがある
・体調が悪く会社と話せない

このような事情がある場合は、退職代行や専門家に相談した方がいいケースもあります。

退職代行を使う前に確認したいことはこちらにまとめています。

有期契約の退職についてはこちらです。

退職届を出した後にやること

退職届を出したら終わりではありません。

その後に確認することがあります。

・退職日
・最終出勤日
・有給消化
・引き継ぎ
・会社から受け取る書類
・会社へ返すもの
・健康保険
・年金
・雇用保険

退職届を出すと、少し安心します。

でも、退職後に困らないためには、必要な手続きも確認しておくことが大切です。

退職を伝えた後にやることは、こちらにまとめています。

体調不良で退職する場合

体調不良で退職する場合は、退職届だけでなく、医師への相談や傷病手当金の確認も大切です。

私自身も、適応障害で退職する前に病院を受診しました。

その後、傷病手当金の申請も行いました。

体調が悪い状態で、退職届、有給、引き継ぎ、会社とのやり取りを一人で抱えるのは大変です。

すでに眠れない、出勤できない、会社のことを考えるだけで苦しいという状態なら、先に医師へ相談してもいいと思います。

適応障害で退職したときの傷病手当金申請はこちらにまとめています。

まとめ

退職届は、難しく考えすぎなくても大丈夫です。

大切なのは、必要なことを淡々と書くことです。

確認したいポイントは、次のとおりです。

・会社指定の書式があるか確認する
・退職日を確認してから書く
・退職理由は「一身上の都合」でよい場合が多い
・感情や不満を書きすぎない
・提出先と提出方法を確認する
・提出後の手続きも確認する

退職届は、退職の意思を正式に伝えるための書類です。

完璧な文章を書こうとしなくても大丈夫です。

退職日、提出日、所属、氏名、宛名が整理されていれば、基本的な形は整います。

退職届を書いた後は、有給消化、引き継ぎ、必要書類、退職後の手続きも確認しておきましょう。

退職は、書類を出して終わりではありません。

でも、一つずつ整理すれば、必要以上に不安になる必要はありません。

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ただ、実際に退職を進めるときは、退職届だけでなく、

「上司にどう伝えるか」
「退職日はどう決めるか」
「有給消化はどう伝えるか」
「引き止められたらどう返すか」

まで考えておくと、退職の話を進めやすくなります。

退職代行を使わずに会社を辞める流れを、上司への伝え方・退職届・有給・引き止め対応までまとめた記事はこちらです。

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