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刑務所の生活(一日の流れ)を元受刑者が詳しく解説!

刑事裁判で実刑判決が出ると刑務所へ収監されます。

本人はもちろん、その家族、ご両親も刑務所の生活には不安をおぼえることでしょう。

そこでこの記事では、刑務所の生活、一日の流れを元受刑者が詳しく解説します!


拘置所の一日の流れ

刑事裁判で控訴期間を経て実刑判決が確定すると確定した日から受刑者となります。

このことを刑務所用語でアカオチと言います。

判決が確定しても移送先の刑務所が決まり、移送されるまでの期間は拘置所で一ヶ月ほどの受刑生活を送ります。

拘置所での一日の流れ(平日)
6時30分:起床
6時40分:点検
6時50分:朝食(15分程度)
7時40分:願い事受付
8時30分:刑務作業開始
9時00分:運動(60分)
10時00分:休憩(15分)
10時15分:刑務作業再開
10時30分:入浴(20分)
11時00分:刑務作業再開
12時00分:昼食(15分程度)〜休憩
13時00分:刑務作業再開
15時00分:休憩(15分)
15時15分:刑務作業再開
16時30分:刑務作業終了
16時40分:点検
16時50分:夕食(15分程度)〜休憩
18時00分:仮就寝(余暇時間)
21時00分:本就寝

拘置所での一日の流れ(土日祝)
7時30分:起床
7時40分:点検
7時50分:朝食(15分程度)〜休憩
9時00分:余暇時間
10時00分:室内運動(30分)
10時30分:余暇時間
12時00分:昼食(15分程度)〜休憩
13時00分:余暇時間
15時00分:室内運動(30分)
15時30分:余暇時間
16時30分:点検
16時40分:夕食(15分程度)〜休憩
18時00分:仮就寝(余暇時間)
21時00分:本就寝

受刑者になると拘置所での一日の流れは上記のようになります。

拘置所も全国各地にあるので若干の違いはあるかと思いますが、大体どこもこのようなスケジュールとなります。

刑務所生活の一日の流れ

刑務所生活の一日の流れも、基本的には拘置所の時と同じようなスケジュールとなります。

刑務所生活の一日の流れ(平日)
6時40分:起床
6時50分:点検
7時00分:朝食(15分程度)
7時40分:出室
8時15分:朝礼
8時30分:刑務作業開始〜願い事受付
10時00分:休憩(15分)
10時15分:刑務作業再開
12時00分:昼食(15分程度)〜休憩
13時00分:刑務作業再開
14時00分:運動(60分)
15時00分:休憩(15分)
15時15分:刑務作業再開
16時00分:刑務作業終了
16時15分:入浴(15分)
16時40分:点検
16時50分:夕食(15分程度)〜休憩
18時00分:仮就寝(余暇時間)
21時00分:本就寝

刑務所生活の一日の流れ(土日祝)
7時30分:起床
7時40分:点検
7時50分:朝食(15分程度)〜休憩
9時00分:余暇時間
10時00分:室内運動(30分)
10時30分:余暇時間
12時00分:昼食(15分程度)〜休憩
13時00分:余暇時間
15時00分:室内運動(30分)
15時30分:余暇時間
16時30分:点検
16時40分:夕食(15分程度)〜休憩
18時00分:仮就寝(余暇時間)
21時00分:本就寝

運動や入浴の時間帯は各工場で順転するので毎日異なり、入浴の時間が15時の日はそれまでに刑務作業が終了となります。

一部の経理工場の場合は刑務作業時間が変則的に変わります。

拘置所での刑務作業は何をやるの?

拘置所で移送待ちの時の刑務作業は、主なものとしては紙袋作りちぎり作業を自分の居室内でおこないます。

簡単な作業ばかり用意されており、紙袋を作る作業は決められた通りにただ折るだけです。デパートやお店で使う手提げの紙袋などを作ります。

ちぎり作業とはティッシュペーパーの空き箱のような厚さの紙を手で小さくちぎるだけの作業です。四角形(5mm×5mmくらい)になるくらいの感じでちぎります。

ちぎった紙はダルマなどの民芸品に使われるそうです。

他にも折り紙で鶴を折る作業など、高齢者でもできるような簡単な刑務作業ばかりが用意されています。

拘置所での刑務作業も給料として働いた時間分、作業報奨金として支給されます。

拘置所での時給は約6円程度とめちゃくちゃ安いです。

願い事って何?

拘置所や刑務所で平日の毎朝必ずあるのが願い事の受付です。

聞き慣れない言葉ですが刑務所では当たり前のもので、必要な物を伝えたり何かをお願いする受付です。

自弁購入は月に2回程できて、願い事の受付で専用の願箋を貰い、生活用品、雑誌、小説、漫画本、お菓子などの購入申込をすることができます。

好きな物が何でも購入できるわけではなく、購入できるリストがあるのでその中から選んで購入します。

但し、雑記、小説、漫画などの本はリストなどはない為、自分で雑誌名、小説のタイトルや作者などを覚えておかなければなりません

購入できる本に制限は特にありませんが、唯一購入NGとなるのが反社会的勢力に関する内容のものです。

週刊誌の内容にヤクザ系の記事がある場合は、購入はできますがその部分は黒塗りされて見れなくなります。

タイトルがわかればエロ本、グラビア写真集、パチンコ雑誌、ギャンブル雑誌なども普通に購入できます。

生活用品やお菓子は作業報奨金で購入できますが、本に関しては自分の所持金でないと原則購入できません

その為、刑務所へ行く場合はあらかじめ必要最低限のお金は所持しておいたほうが良いかと思います。

現金は差し入れしてもらう事もできるので、現金がない場合は身内などに頼んで現金書留で送って貰うこともできます。

もちろん面会時に現金を差し入れすることもできますよ。

運動は何をやるの?

私たちが日常生活で運動の時間を毎日もうけることってほとんどありませんが、受刑者になると意外にもこの運動の時間が大事であり楽しみのひとつになります。

運動はまずラジオ体操を5分程必ず全員がおこないます。

最初は覚えることから始まります。見よう見まねにやっていると一ヶ月もすれば体が覚えてきます。

その後は個人個人で自由に運動したり、体育館の場合は卓球がある施設では卓球ができたり、運動はせずに他の受刑者と自由に会話を楽しむこともできます。

運動の目的は、他の受刑者と会話をすることが一番の楽しみなんです。ほとんどの受刑者は運動はせずに会話をしています。

受刑者になると刑務作業中はもちろん、独居だと会話をする機会が休憩時間にしかなく、唯一長時間自由に会話をすることができるのが運動の時間なのです。

ストレス解消にもなるし孤独感からも解放されるので、運動の時間は運動をせずに自由に会話を楽しむことが許されているのです。

入浴はどんな感じ?

入浴は夏場だと週に3回冬場だと週に2回あります。夏場は通常の入浴以外の日にシャワー浴もあって、シャワー浴は5分、通常の入浴は15分となります。

炊場、衛生係、内掃工場など一部の経理工場の受刑者は平日毎日入浴ができます。

風呂場には全員分の椅子、鏡、シャワーがあり、浴槽は縦長の大きな物が2個あります。直径25m程あり、60人程が一度に入浴できるくらい大きいです。

時間が短いので体を洗うのは素早く済ませます。少しでも長くお湯に浸かりたいからですね。

入浴中は私語厳禁です。常にオヤジが監視しています。

刑務所にもよりますが、風呂場は銭湯と同じような作りで想像以上に快適かと思われます。

余暇時間は何をしてるの?

刑務所の各居室にはテレビ、ラジオが必ず設置されています。余暇時間内なら自由にテレビを観ることができるしラジオも自由に聴けます。

但し、刑務所によってはテレビの場合、あらかじめ録画したものを流す所もあります。ラジオは常にリアルタイムの物が聴けますがNHK FMのみの所が多いです。

余暇時間を利用して手紙を書いたり雑誌や漫画本を自由に読むこともできます。

仮就寝の18時以降であれば布団を敷いて横になったり寝ることもできます。

独居ではなく雑居部屋の場合は6人程度の受刑者が一緒に生活を送るので、独居よりも気を使いストレスが溜まる人も多くいるかと思います。

気の合う受刑者のみであれば独居よりも楽しいと思う受刑者も中にはいます。

雑居の場合は娯楽用に将棋やオセロがあります。余暇時間にルールを守れば自由に遊べます。

将棋の駒を使った山崩しは禁止されているので見つかるとめちゃくちゃ怒られます。挟み将棋は許可されています。

雑居のみ扇風機が設置されているので夏場は独居より良いかと思います。

まとめ

刑務所で生活と聞くと絶望感でいっぱいになるかと思います。確かに拘束されているので自由度はシャバより明らかになくなります。

しかしながら3ヶ月も生活するとその不自由な環境にもほとんどの受刑者は慣れてきます。

慣れて来ると普通に学校の寮生活をしてるのと大差がないくらいです。

刑務所によってはビジネスホテルの部屋と大差がないくらい綺麗な所もあるし、オヤジも優しい人が意外にも多くいます。

初めての刑務所は心臓がバクバクする人もいるかもしれませんが、実刑だからといってそこまで悲観する必要性はありません。

必ず慣れるし日々充実するし案外楽しい部分も多々あったりします。

懲役3年程度ならあっという間に刑務所生活も終わります。

それくらい刑務所での生活は時の流れが速く一日なんてあっという間に終わります!

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