刑務所の場所の決め方を状況別に詳しく解説!拘置所へ行くことも?
刑事裁判で実刑判決になると刑務所へ収監されます。
日本には数多くの刑務所がありますがいざ当事者となった時、自分がどこの刑務所へ行くのか気になるかと思います。
そこでこの記事では、刑務所の場所の決め方を状況別に詳しく解説します!
初めて刑務所へ行く受刑者の場合
過去に一度も実刑判決で刑務所へ収監されたことがない26歳以上の受刑者は、基本的には初犯刑務所へ行くことになになります。
初犯刑務所の区分は「A」になります。
20〜25歳の受刑者は少年刑務所へ行くことなります。
少年刑務所は25歳までしかいられません。26歳になっても刑期が残ってる場合は初犯刑務所へ移送されて、以後は初犯刑務所で受刑生活を送ります。
初犯刑務所も全国各地にあって、どの地域で逮捕されたかである程度の場所が決まります。
北海道で逮捕された人は北海道〜関東地方までの間にある刑務所、福岡県で逮捕された人は九州〜関西地方までの間にある刑務所へ収容されることが多いです。
東京など関東周辺で逮捕された人は、四国〜北海道と割と幅広いエリアに振分けされる傾向があります。
罪名も関与しており薬物系の罪名だと北海道の刑務所が有名だったり、凶悪犯罪の場合だと北海道で捕まったとしても九州の刑務所へ収容されることもあります。
窃盗、詐欺、強盗、薬物、傷害など、比較的刑期が短い受刑者は、割りと逮捕されたエリアの近くにある刑務所へ収容される傾向が高いです。
初犯刑務所にも、懲役8年未満(ショート)の刑務所と懲役8年以上(ロング)の刑務所があります。
初犯刑務所で有名のが、長野県にある長野刑務所です。ホリエモンこと堀江貴文が収監されたことで有名ですよね。
暴力団に属してる受刑者は、初犯刑務所以外にも再犯刑務所へ収容される場合もあります。
刑務所へ行くのが2回目以上の受刑者の場合
過去に一度でも実刑判決で刑務所へ収容されたことのある受刑者の場合、2回目以降は必ず再犯刑務所へ収容されます。
再犯刑務所の区分は「B」になります。
再犯刑務所も日本全国に多数あります。有名なのが東京都にある府中刑務所ですね。神奈川県だと横浜刑務所も再犯刑務所です。
再犯刑務所の場所の決め方も、基本的には逮捕された場所のエリア周辺が多く、罪名や刑務所に収容された回数、暴力団関係者かも考慮され決めらます。
再犯者が関東甲信越地方で逮捕された場合、横浜刑務所へ収監される割合が一番高い傾向にあります。
府中刑務所は暴力団関係の再犯者が圧倒的に多く、暴力団に属している受刑者は比較的府中刑務所へ収監されやすいです。
初犯刑務所との大きな違いは暴力団関係の受刑者が圧倒的に多いという点。割合で言うと10人に1人は暴力団の受刑者です。
有名人や高学歴の受刑者はエリート刑務所へ?
初犯刑務所の区分には「スーパーA」と言われる刑務所があります。
全国に4箇所ある社会復帰促進センターがスーパーAに該当する初犯刑務所です。
関東周辺だと栃木県さくら市にある喜連川社会復帰促進センターが有名です。
因みに私も喜連川社会復帰促進センターに収容されました。
有名人、芸能人、政治家、有名企業の社長などが実刑判決で初めて刑務所へ行く場合、比較的に喜連川社会復帰促進センターが多いです。
大王製紙の元会長の井川意高、政治家の鈴木宗男、ヒップホップMCのD.Oなんかも喜連川社会復帰促進センターで受刑生活を送っていました。
元KAT-TUNの田中聖の収監先も喜連川社会復帰促進センターが最有力です。
それ以外にも、国立大学や有名大学を卒業してる高学歴の受刑者なども比較的ここに収容される割合が多いです。
その為、社会復帰促進センターはエリートが集まる刑務所と呼ばれています。
もちろんそうではない普通の受刑者、高齢の受刑者なども社会復帰促進センターに収容されることは余裕であります。
初犯刑務所の場合、どこの刑務所へ行くかの割合は、100人の受刑者がいたとしたら、80人は一般的な初犯刑務所へ、20人は社会復帰促進センターとなります。
社会復帰促進センターへ行ける確率は20%前後となります。
拘置所へ行くこともある?
更に、超稀なケースもあります。
倍率は社会復帰促進センターのスーパーAよりも珍しい、拘置所へ収容となる受刑者も全体の数%の割合で存在します。
選ばれた受刑者は一般的な刑務所へは行かずに仮釈放までの間、拘置所、拘置支所で受刑生活を送ります。
拘置所では、拘置所にいる勾留者に食事の配食をおこなったりその食事を作ったり、拘置所内の清掃をしたりが主な刑務作業となります。
拘置所も日本全国に多数ありますが、拘置所へ行けたら超ラッキーなパターンと言えるでしょう。
拘置所は刑務所とは違いオヤジがめちゃくちゃ優しいからです。
拘置所へ行けるのはやはりエリートな受刑者が割と多いかと思われます。
高学歴だったり比較的年齢は若い層、真面目に取り組めそうな人など総合的な判断で決められるかと思います。
まとめ
基本的にはこのような感じで刑務所の場所が決められます。
冬場は寒いのであまり北の方へは行きたくないですよね。
広島や九州の刑務所はオヤジがめちゃくちゃ厳しく、東北地方は割りかし優しいオヤジが多くいるとよく聞きます。
初犯の場合は社会復帰促進センターへ行けたらかなりラッキーだと思って良いです。
私は移送待ちで福島刑務所でも二ヶ月受刑生活を送りましたが、刑務所内の作り、各居室内の綺麗さ、食事の美味さ、オヤジの優しさ、どれを取っても社会復帰促進センターはめちゃくちゃ良かったですよ。
こんなことを言ったら語弊がありますが、喜連川社会復帰促進センターでの受刑生活は普通に楽しかったです!
