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刑務所の配食係を体験!喜連川社会復帰促進センターの場合

私は喜連川社会復帰促進センターと言う刑務所で1年間受刑生活を送りました。

本当に運良く経理工場へ配役となり、工場名は敢えて伏せますが、配食の作業もある経理工場にて刑務作業をしておりました。

今回の記事は、喜連川社会復帰促進センターでの配食係の作業内容を順を追って詳しく解説します!


配食係とは?

刑務所での配食係とは、食事の盛り付けをしたり、受刑者に食事を配ったり、食べ終わった食器などを回収(空下げ)するのが主な作業内容となります。

食事を乗せた台車の運搬

私が配役になった経理工場でまず初めにやることが、食事を乗せた台車を炊場まで取りに行きます。

衛生係の場合は配食のみとなりますが、私が居た某経理工場では台車を取りに行き各工場へその台車を運搬する作業もあります。

喜連川社会復帰促進センターは1区〜4区の棟に分かれており、1区の某経理工場なら1区を担当、3区の某経理工場なら3区を担当して行います。

この運搬の作業も某経理工場では朝昼夕と毎日必ずあります。

食事の盛り付けのやり方

刑務所によって違いはあるかと思いますが、喜連川社会復帰促進センターの場合で説明して行きます。

配食の盛り付けは配食用の部屋があるのでそこで全て行います。

まずは白衣を着用します。次に手洗いをします。そして手洗いが完了したらオヤジに両手を見せます。

配食係全員が横一列に並んでオヤジが点呼をおこない、最後にオヤジが「作業開始!」の号令を掛けたら配食係のみんなで「よしっ!」と声を出して作業開始となる。

(掛け声は喜連川社会復帰促進センターの伝統です)

因みに配食係は1〜3階の各階に分担して1グループ5〜6名でおこないます。

配食の盛り付けから配食までの作業時間の目安は概ね15分くらい。かなりスピーディーに盛り付けを行います。

盛り付けも作業分担をして、味噌汁を盛る人、メインのおかずを盛り付ける人、副菜を盛り付ける人、ご飯やパンの数を数えてオヤジに報告する人、ポットを担当する人と分かれます。

ご飯はもっそうに入っており、紺色のもっそうはB食、赤色のもっそうはA食、黄色のもっそうはC食、通常より大きいもっそうはA1食、弁当箱が刻み食となっているので、それぞれ何個あるかをオヤジの前で数えて報告します。

パンの場合は小袋のジャムなんかもあるので、小袋の数も同じように数えて数が合っていれば問題なし。紙パックの飲み物なんかもしっかり数を数えます。

極稀に数が足りなかったりご飯やおかずを床に落としてしまう場合もありますが、その場合はオヤジが炊場まで行き新しいのを持って来てくれます。

メインのおかずや副菜の盛り付けのやり方は、エンボス(透明のビニール手袋)を2重に手にはめて、手で皿に盛り付けて行きます。

味噌汁以外は手で盛り付けたほうが作業スピードも速く、効率的に簡単に盛り付けをおこなうことができますね!

マカロニサラダや小豆のあんことかでも手で盛り付けますよ。

盛り付けは慣れもあって、最初は分量も均等に上手く行きませんが数をこなして行くとみんな徐々に慣れて行きます。

自分の役割り分担の全ての盛り付けが完了したらオヤジに検量してもらいます。

私「検量お願いします!」

オヤジがトングを使い微調整して「よし!」と言われたら完了。

自分の役割り分担が完了したら他の受刑者のヘルプに回ったりもします。

因みに、不正配食は喜連川社会復帰促進センターでは絶対出来ません!

分量は必ずオヤジが確認するし配食時もオヤジは見ています。

ポットは給茶器が設置されているので空のポットにお茶を入れて行きます。喜連川社会復帰促進センターでの飲み物は緑茶になります。

給茶器はボタンを押せば自動でお茶が一定量出るので簡単ですが、ポットの数も多い為、スピード勝負となり速い人が率先してやりますね。

もちろん配食係でつまみ食いなんて出来ませんし、やる受刑者もいません。この辺の意識はみんな高いです。

炊場なんかではおそらくつまみ食いをして、コンクリートの冷たい床に正座させられている受刑者の光景を何度か見ました。

全ての盛り付けが完了して細長い銀台車に乗せたら、オヤジが「配食!」の号令を掛けます。

各居室に配り全ての配食が完了したら、配食係のみんなで会議室の空き部屋で食事を取ります。

空下げのやり方

配食係の食事が済んだら廊下に整列して空下げの作業に移ります。

各居室の食器などを回収して1階の広場で食器などを分別します。

この時も役割分担を各々で決めて、弁当箱、もっそう、皿、タッパーなどを仕分けしてそれぞれ分けてから各台車に乗せます。

5〜6台の台車に全て乗せたら炊場まで運搬します。

まとめ

大雑把な解説ですが、以上が喜連川社会復帰促進センターでの配食係の作業内容となります。

某経理工場と言っていますが、喜連川社会復帰促進センターに居た人なら普通に分かるかと思いますね。但し、敢えて工場名は伏せさせて頂きます。

配食係の仕事はめちゃくちゃやりがいがあり楽しかったです!最初は覚えることが半端なく多くてかなりテンパリましたけどね。

内容をあらかじめ知っておくとだいぶ違うかと思います。衛生係はどこの刑務所でも必ず配食の作業があるので、万が一の際には参考になるかと思います!

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