読書メモ:八咫烏外伝⑦かれのおとない
一気読みした八咫烏シリーズの読み直し、外伝の「烏百花 白百合の章」の1話目「かれのおとない」。猿との闘いから20年を経た山内を描いた本編「楽園の烏」から、時間はぐーっと戻る。一冊を通じて、古き良き山内のエピソードが綴られている。
「かれのおとない」は、茂さんの妹・みよしと雪哉のお話。
みよし視点で描かれる茂さんの死、兄を亡くしたみよしに雪哉は誓う。
「お約束します。必ず山内を、あなた方が安心して、幸せに暮らせる、楽園のような場所にしてみせます」
きっと、茂さんもそう願ったでしょうからと、続けた声が震えていた。
頭の回転が良すぎる雪哉の考えた「楽園」は、「楽園の烏」に描かれた薄ら寒い山内だったのかな…それとも、少しずつずれてしまったのだろうか。
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八咫烏シリーズ読書メモ
